一部昇格狙いの実施!フェイスネットワーク(3489)の立会外分売予想

2018年11月27日(火)~2018年12月03日(月)に立会外分売実施が予定されている、フェイスネットワーク(3489)の分売詳細情報です。

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フェイスネットワークの立会外分売詳細

銘柄名フェイスネットワーク(3489)【東証マザーズ】
発表日2018年11月08日(木)
分売予定日2018年11月27日(火)~2018年12月03日(月)
分売実施日2018年11月27日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数800枚(80,000株)
発行株式数比率約1.6%
分売総額1.00億円(分売発表日終値ベース)
分売価格899円
割引率3.02%
分売目的市場変更における形式要件の充足

フェイスネットワークの株式データと推移

発表日終値1,246円
発表日出来高239枚
分売前日終値927円
分売前日出来高471枚
予想PER4.45倍
実績PBR1.61倍
株主優待なし
予想配当利回り2.54%

フェイスネットワークの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)18,00013,94510,145
営業利益(百万円)1,7001,2371,171
当期利益(百万円)1,100708707
ROA(%)6.338.73
ROE(%)29.5464.10
自己資本比率(%)26.247.2

フェイスネットワークの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

今年3月16日に東証マザーズに新規上場。
今回が初めての立会外分売実施となります。

分売目的

今回は東証一部昇格を目指した分売になります。
一見すでに要件を満たしているように感じますが現在の株主数は不明であり、上限を一枚としていることから株主数充足目的かと思われます。

ただマザーズから一部昇格するには「1年ルール」があるため、早くても来年春ぐらいになりそう。

流動性

現在の板は150枚程度、発表後の出来高平均は250枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

上場後の株価は過熱感のある初値の影響で大きく下落。
さらに業績不調不動産株下落のあおりを受けて、現在も下落基調となっています。

PER4.45倍・PBR1.61倍の株価は、同業他社と比較してやや割安

一日に100円近く動く日もあるなどボラは大きい。

配当金・株主優待

年間配当は1株25円で利回りは2.54%

株主優待はありません。

業績

今期業績予想は売上+29.1%・利益+37.4%と、大幅増収増益見込み。
しかし2Q決算は赤字となり、下期偏重型とはいえ計画どおりになるか不安な状況。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数は1000枚以下と少なく、小さな規模の分売となっています。
流動性は高いとは言えませんが、今回の枚数であれば問題ないでしょう。

分売発表後はさらに売られて、上場来安値を更新し続けています。
下値のめどがつかない状況となっており、参加するにしても短期勝負が良さそうでしょうか。

不動産銘柄の中でも割安ではありますが、現在の業績進捗をみると買い材料にはならなさそう。
需給面では問題ないのですが地合いにも大きく左右されそうですので、当日まで様子見とします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

発表以降売りは止まることなく、発表日から約28%安での分売価格となりました。
本日も下落して年初来安値を記録するなど、依然下値不安が強い銘柄です。

ここまで下落しても、しっかりディスカウントしたことは評価できます。
さすがに一旦反発しそうな株価水準ですので、短期での参加ならそこそこの利益は狙えそうでしょうか。

ただその分売り圧力が大きくなりそうで、上値も限定的になるかもしれません。
ボラも大きく地合いに影響されそうですので、売却タイミングには注意したいところです。

中長期で持つのはリスクがありますが短期勝負なら利益が出ると予想し、各社から参加するつもりです。

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