おはようございます。

感謝祭の休場明けのNY株式市場は続落。アップル株安が市場マインドを冷やした他、原油安を嫌気したエクソンモービルやシェブロンの下落も指数を押し下げる格好。終値24,200ドル台後半は7月上旬以来の低水準。ナスダックもグーグル、フェイスブックなど主役級が売られて反落。CME225も下落トレンドを継続。

NYダウ 24,285ドル −178、ナスダック 6,938 −33
米10年債  3.046% ー0.015、NY原油 50.39 −4.24
為替 112.88円/ドル、CME225 21,480円 

【主な政治経済イベント】
11/25(日)EU首脳会議
11/26(月)独11月Ifo景況感指数
11/27(火)米9月ケースシラー住宅価格指数
11/28(水)米7−9月期GDP改定値、11月消費者信頼感指数
11/29(木)米10月個人所得・支出、11月FOMC議事録
11/30(金)中国11月製造業PMI、米11月シカゴPMI、G20首脳会議(+米中首脳会談

■ NY市場展望 : 米中首脳会談睨みの乱高下
11月高値(11/8 26,277ドル)から10日で2000ドルもの下落によって早々のリバウンド余地が高まっているものの、基調としては以下の米中関係の悪化リスクを重石とした時価総額の大きいアップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、フェイスブックなどへの現金化売りがネックとなる軟調地合いの継続が本線。想定レンジは23,500〜25,000ドル

□ 米中首脳会談 : 6月の米朝会談と同様に「摩擦激化リスクの緩和」によるプラス材料視が期待されますが、先週末に同盟国に対して中国通信機器大手ファーウェイの製品の使用中止を求めた米政府の動向からは‘戦略の前提’とするのは過剰な楽観。交渉決裂に際しての対中制裁関税第4弾や金融戦争突入リスクなども念頭に置いた慎重策で週末を迎えたいところ。

また、単発的な乱高下要因としては米中要人発言、米消費関連指標、中国製造業PMIをケア。

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