2019年にリーマン・ショックを超える世界大恐慌が訪れる?可能性を考えてみた
最終更新日: 2018-11-28
1分でわかるこの記事の内容
- ジョージ・ソロスの元相棒が金融危機を警告!
- リーマン・ショックの3倍もの負債が蔓延?
- 過去の世界恐慌・金融危機の一覧
- 2019年・2020年に金融危機の引き金になりそうな出来事
- 金融危機を察知して事前の準備を!
ジョージ・ソロスの元相棒が金融危機を警告!
そろそろ2018年も終わりが近づいてきました。それに伴い来年以降の為替や経済の予想が多くなってきましたね。
「来年は円高になる!」「来年は円安になりそう」と様々な予想がありますね。
私も2019年の為替について書いています↓
FXは、円安・円高どちらになっても利益が出せるのが利点です。大事なのは、先々のことを考えておくことです(✻´ν`✻)
しかし様々な予想の中で、ちょっと気になるものがありました。
それが2019年や2020年などの「近い将来にリーマン・ショック超えの金融危機がくるかも?」というものです。
ジョージ・ソロス氏の元相棒、スタンリー・ドラッケンミラー氏
普通の投資家が言っているのであれば「10人いれば1人は、そういう見解もあるよね」と納得できます。
しかしこう語るのはあの投資の神様と言われるジョージ・ソロス氏の元相棒として知られる著名投資家のスタンリー・ドラッケンミラー氏です。
【悲報】「もうすぐリーマンショック超えの金融危機」ジョージ・ソロス元相棒が警告! 2019年世界大恐慌、ノストラダムス予言と一致!
今回はドラッケンミラー氏のように「近い未来に世界恐慌が来る」と言っている投資家の言葉をまとめ、過去の世界恐慌から掘り下げてみます!
リーマン・ショックの3倍もの負債が蔓延?
ドラッケンミラー氏は、近い将来に金融危機がくる原因として「リーマン・ショックを引き起こす原因となったものをその3倍にもしてしまったから」と述べています。
リーマン・ショックの原因となったサブプライムローンについてはこちら↓
ご存知の通りリーマン・ショックの原因となったのは、サブプライムローンの崩壊です。
当時アメリカで4番目に大きかったリーマン・ブラザーズの破綻
ドラッケンミラー氏は、その時と同じように「金融機関が簡単に金を貸してしまうため、市場に安い金が蔓延している」と指摘しています。
当時リーマン・ショックをきっかけに300行以上の銀行が倒産しました。そしてアメリカで4番目に大きかったリーマン・ブラザーズが破綻し、世界は金融危機に陥りましたね。
もし仮にその3倍のショックが起こったとしたら?確実に世界大恐慌となります。
ビルゲイツやエコノミストたちも近い未来に危機感を抱いている
ドラッケンミラー氏だけではありません。マイクロソフトのビルゲイツ氏も「金融危機が間近に迫っている」と危機感を抱いています。
大勢のエコノミストがいれば少数派意見ですが、1~2割ほどはマイナスや衰退を危惧する人が出てきます。
そしてビルゲイツ氏のように大企業を牽引する人間だったら、いつだって危機感を抱いていないといけないのも事実です。
リーマン・ショックを経験した投資家たちは、なおさら警戒心が強いと思います。
マイノリティな意見だと気にしないこともできますが、起きた場合のダメージがあまりにも大きいので無視することができませんね。
ノストラダムスの予言と一致!?2019年から景気後退?
私たち世代だと1999年のノストラダムスの大予言が有名ですね!幼いながらも恐怖したことを覚えています(´×ω×`)
少しオカルト要素が入りますが、予言には続きがあって今年や来年2019年にも予言が記されているんです。
2018年以降に起こると記されているノストラダムスの予言
- 史上最大の地震が米国西部で発生する(まだ発生していない)
- 人間の寿命が200歳になる(医療発達により近づいている)
- 言語の差異が消滅(自動翻訳機によってほぼ達成)
- 放射線が大地を焼く(温暖化によるオゾン層破壊によって進行中)
- 世界経済の崩壊(為替市場もリスクオフ要因が多い)
現代を生きる私でしたらだいたい想像がつくことですが、ノストラダムスが生きたのは1503年~1566年ですからね(´×ω×`)
500年も前に生きた人間がこれほど正確に予言するのは驚きです。個人的にオカルト的な予言や占いは好きです!
しかしこれだけだと裏付けは弱いですね。現在の世界経済を見る前に過去の世界恐慌についてまとめてみました!
過去の世界恐慌・金融危機の一覧
社会の教科書にも出ている有名な世界恐慌や金融危機をリストアップしてみました!
- 1929年:ブラックサーズデー「ウォール街大暴落」
- 1971年:ニクソン・ショック
- 1987年:ブラックマンデー
- 1991年~1993年:日本のバブル崩壊
- 1997年:アジア通貨危機
- 2000年~2002年:ITバブル崩壊
- 2008年:リーマン・ショック
リーマン・ショックから今年で10年が経ちました。節目の年を迎えたことから「来年には世界恐慌が~」「2020年の東京五輪までには~」という話もちらほらネットで見ます。
もちろんトレーダー・投資家として危惧しておくことは重要ですが、根拠もなく未来を不安がっても意味がありません。
そこで来年以降もリスクオフとして引き継がれ、今後世界恐慌の引き金となりそうな項目を考えてみました。
2019年・2020年に金融危機の引き金になりそうな出来事
2008年のリーマン・ショックの際もその前に前兆となる出来事がありました。それが2007年のパリバショックです。
リーマン・ショックの前兆となったパリバショック
パリに拠点を置く大手金融グループであるBNPパリバもサブプライム問題から市場を混乱させ、一時世界マーケットがパニックに陥りました。
これと同じように現在も金融危機になりうる予兆は、存在しています。
- 米利上げの打ち切り(2019年か2020年)
- 米中貿易摩擦(2019年で決着するのか?)
- EUが抱える問題(ブレグジット・イタリアの財政赤字)
- トルコなどの新興国の通貨危機
- 約10年サイクルで金融危機が起きているという事実
など、何が引き金で世界恐慌が起きてもおかしくありません。
不安を煽る訳ではありませんが、2018年は米中貿易摩擦などが表面化しリスクオフ要因が増えたにも関わらず、上記問題は年内で解決されません。
G20で米中首脳会談がありますが、問題解決のまずは1歩目と言ったところです。解決は来年以降となるでしょう。
米利上げのあとに世界恐慌は起きている
そして気になるのが、米利上げの終了時期です。
1997年のアジカ通貨危機、2000年初頭のITバブル崩壊、そしてリーマン・ショックの3つは、全て米利上げ終了から約2年以内に起きています。
利上げ時期と金融危機と照らし合わせて見てみましょう!
米利上げ時期 | 金融危機 |
---|---|
1994年1月~1995年2月 | 1997年:アジア通貨危機 |
1999年5月~2000年5月 | 2000年~2002年:ITバブル崩壊 |
2004年5月~2006年6月 | 2008年:リーマン・ショック |
ここまで密接な関係があるとは驚きです(´×ω×`)
現在は2015年12月から利上げが開始され、来年2019年か再来年2020年には利上げが打ち切られると予定です。
利上げと米国債の関係も重要で、長期金利と短期金利の利回り差がマイナスになると景気が後退すると言われています。
利上げ終了から2年以内と考えると2022年辺りまでがそれに当たります。2019年から「近い将来、金融危機が起こる」というのもあながち間違いではないと思えてきますね。
金融危機を察知して事前の準備を!
大事なのは「金融危機が起きるかも?」という危険察知と「それまでにどうするか?」を考えておくことです。
トレーダーであれば、最悪な情況を考えてトレードすることも重要です。
上記の通り利上げ後に金融危機が来るのであれば、幸いまだ2年ほどの猶予があります。
そうなった場合、日本経済の低迷も免れません。自分の資産を自分で守らなければいけません。
FXはショートでも利益が出せます。これをチャンスと思い「積極的にトレードする」という方もいれば「ノーポジで資産を守る」という方もいると思います。
今のうちから「金融危機が起きたら…こう動く!」という考えを漠然と持っておきましょう!
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コメント (2)
-
1. しょう
いつもお世話になってます^^
FXのトレードそのものとは直接関係ないのですが、個人的に重要に感じることを2つお聞きします。
メイさんは、初年度の成績は赤字でしたか?
確定申告は自身でされてますか? -
2. メイ
コメントありがとうございます!
>初年度の成績~
はい…赤字でしたね。私はどちらかと言えば覚えはよくなかった方だと思っています。プラスマイナスがトントンになってくるまで1年ちょっとかかりましたね(´×ω×`)
>確定申告は~
はい!そうです!
去年・一昨年も確定申告について書いてある記事があるので、ご参考までにどうぞ(✻´ν`✻)
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