前場の日経平均は、明日の米中会談を前にしたポジション整理と押し目買いが交錯する方向感の乏しい展開。寄り前発表の完全失業率や有効求人倍率、10時発表の中国11月PMIはそれぞれ若干コンセンサスを下回り、トランプ大統領による米ロ会談の中止表明とともに潜在的な株価の重しに。

東証主力株は自動車セクターが買い戻され、機械株が売られている他は特色に乏しい構図。中小型株も主役クラスに覇気はなく、6047 Gunosy、3031 ラクーン、7777 3D、4814 ネクストウェアに局所的に資金が流入。

□ 午後の展望 : 持ち合い継続
テクニカルの要所(22,400円台後半)での買い一服感、明日の米中首脳会談への警戒感などが重石となる22,200〜22,300円台後半での持ち合い継続が本線。

■ 午後の戦略 : 「やや強気」で米中首脳会談を客観視!
米中首脳会談に関しては「中立〜やや強気」イメージにてターゲットと条件を絞った押し目買いスタンスを継続しつつ、一定の余力維持やストレス玉の縮小により週明けの乱高下に対して柔軟な構えを整えていってください。

【ウォッチ&Sラボ銘柄】

▼ 5411 JFE、7733 オリンパス
証券会社の目標株価引き下げを嫌気して年初来安値を更新。

☆ 4344 ソースネクスト
700円近辺では売りすぎに注意しながら、週明けの押し目待ちの買い直しへ!旧Sラボ銘柄ではネクステージ(3186)、弁護士ドットコム(6027)、23●●も継続注視。

では 午後もよろしくお願いします。