本日の日経平均は続落。前日のNY市場における安値から500ドル強の反発を好感して 寄り付きこそ買い優勢で推移したものの、米長期金利の軟勢に伴う「債券買い・株式売り」トレンド、米中関係や欧州政治などへの根強い懸念などが重石に、引けにかけては概ね21,100円を挟んだ狭いレンジで弱含む展開に。

東証主力株は素材エネルギー、機械、自動車など外需系景気敏感セクターが軟調に推移。5020 JX、5706 三井金属、4061 デンカ、6976 太陽誘電、6141 森精機、7242 KYBなどが前日比4%超下落。中小型株も総じて冴えず、3810 サイバーステップ、9876 コックス、9262 シルバーライフ、4331 T&Gニーズ、2743 ピクセル、6535 アイモバイルなどに局所的に資金が流入。

日経平均 21,148円 −71、Topix 1,575 −14
225先物(12月限)21,130円、為替 113.06円/ドル
NYダウ先物 24,416ドル −74

■ テクニカル : 
先週月曜終値22,574円から6日で1,400円もの下落による自律反発機運が下支えとなるものの、基調としては5日線に距離を空けたままの連日の下値切り下げにより「下押し第3波継続」優位の格好、10月下旬の安値水準(21,000〜21,100円レンジ)に下値抵抗を示す場合には21,700円付近までのリバウンドが期待される一方、当レンジを割り込む場合には20,500円近辺までの深押しに要注意。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 8929 青山財産ネットワークス
18年12月期経常益予想を12.3億円から13.4億円、年間配当予想を37円から39円に上方修正。

☆ スポット3000番台銘柄
会員サークルではネオス(3627)に続く逆襲狙い第4弾として、セキュリティ関連の中核としての注目度の高さの他、IoT、AI、インバウンド関連としての切り口+アルファに触れながら 先週火曜1,530円台から参戦。

上記のように先週火曜以降の日経平均が1,400円以上下がる中を、直近の
4日連続での上値切り上げにより、まずは6%高を達成!未だテクニカルは「静」の状態ですので、押しを丹念に集めながら、動意初っ端を・・・!

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■ 後記 : 今晩のNY市場は、英国のEU離脱案採決見送りにより重要イベントは控えていませんので、米長期債市況を睨みながらの不安定な推移へ。テクニカル面では前日の長い下ヒゲがリバウンド基調を示唆しているだけに、24,700ドル台を回復すれば戻り歩調加速が期待される反面、24,200ドル台前半まで売り直されるようなら24,000ドル割れに要警戒。

〜(略)〜

個別戦略に関しては、米長期債利回りを中心とする全体需給の底打ちサインを確認するまでは、現在の下押し第三波による20,500円付近までの下押し対策を優先しつつ、攻撃面では☆★ Sラボ2銘柄を中心とする好トレンド中小型株の押し目買いにより“その後”への備えを着々と進めていってください。
  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらもぜひ!