1万枚以上の大型分売!東京個別指導学院(4745)の立会外分売予想

2018年12月17日(月)~2018年12月21日(金)に立会外分売実施が予定されている、東京個別指導学院(4745)の分売詳細情報です。

【追記】12/12に立会外分売中止が発表されました。

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東京個別指導学院の立会外分売詳細

銘柄名東京個別指導学院(4745)【東証一部】
発表日2018年12月11日(火)
分売予定日2018年12月17日(月)~2018年12月21日(金)
分売実施日中止
売買単位100株
申込上限10,000株
信用区分賃借
分売枚数11,600枚(1,160,000株)
発行株式数比率約2.14%
分売総額14.65億円(分売発表日終値ベース)
分売価格
割引率
分売目的流動性及び株式分布状況の改善

東京個別指導学院の株式データと推移

発表日終値1,263円
発表日出来高528枚
分売前日終値
分売前日出来高
予想PER31.54倍
実績PBR6.97倍
株主優待2月末
100株以上…株主優待品カタログ
予想配当利回り2.44%

東京個別指導学院の業績データ

2019年2月(予想)2018年2月2017年2月
売上高(百万円)20,10019,17517,909
営業利益(百万円)2,7302,6342,305
当期利益(百万円)1,8351,7441,438
ROA(%)15.9013.73
ROE(%)20.7217.51
自己資本比率(%)75.278.4

東京個別指導学院の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

今年3月15日以来の実施。
前回の結果(枚数:21,526枚、割引率:3.01%)は、始値+0.1%・終値-3.2%となっています。

分売目的

今まで同様創業者による売却案件かと推測されます。

流動性

現在の板は800枚以上、発表前の出来高平均は700枚程度と流動性は高い

株価・ボラティリティ

ここ半年の株価ですが、1Q決算発表後に上昇基調となり踏み上げ相場も相まって、9月5日に上場来高値(1,725円)を記録。
その後は反落して、現在まで下落トレンドが続いています。

PER31.54倍・PBR6.97倍の株価は、同業他社と比較してやや割高

一部銘柄ですが値幅は大きくボラが高いです。

配当金・株主優待

年間配当は1株26円で利回りは年2.44%

株主優待は2月末に100株以上保有で株主優待カタログギフトがもらえる。
優待利回りは不明。

業績

今期業績予想は売上+4.8%・利益+3.6%と、小幅ながらも増収増益見込み。
10月の第2四半期決算にて通期予想を上方修正しています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数は1万枚以上と前回より少ないですが、規模の大きい案件となります。
出来高は多く、賃借銘柄でもあるので流動性に不安はありません。

株価は下落基調であり、分売発表後は需給懸念により大きく売られています。
業績自体は悪くありませんが、これだけの規模の分売を行うとなると、しばらくは上値が重い展開になりそうです。

過去の結果はいずれも悪く、踏み上げを狙って実施を最終日までを引き延ばしするなど、投資家からの印象は良くありません。
良くない条件でないと、前回同様売れ残る可能性もあるでしょう。

実施まで空売りが多く入ると思うので、年初来安値付近の値決めとなれば短期での反発が狙えそうでしょうか。
参加者が少なければ利益が出るかもしれませんが、あまりこういった案件には乗りたくないので見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
(-)

実施前日に予想を追記いたします。

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