前場の日経平均は続伸。NYタイムでの米中懸念の更なる緩和を好感して寄りから21,700円台まで買われると、前引けにかけてもドル円の騰勢を追い風に堅調に推移。日経平均の上昇ピッチに比べて覇気のない東証主力株の動向が「先物での売り方の買い戻し主導の上昇」を示唆。

中小型株は 4335 アイ・ピー・エス、2929 ファーマフーズ、2321 ソフトフロント、7044 ピアラ、3810 サイバーステップ、7748 ホロン、4242 タカギセイコーなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 先物は堅調、個別はマチマチ
昨日からのリバウンド基調継続がメイン。テクニカル面では10日線(21,780円台)、20日線(21,804円)の抵抗感に注目。寄り前にお伝えした先物需給から、21,900円超えも楽観シナリオとして念頭に。

■ 午後の戦略 : 3方向への備えを継続!
(1)FOMCに絡めた売り直しにはストレス玉の縮小と手仕舞い条件の徹底、、(2)米長期債利回りの底打ち感が示す21,000円付近までのリバウンドには☆ 3356 テリロジー、☆ 6000番台など好トレンド中小型株、(3)22,500円付近までの上昇には★☆ 本日からの新銘柄のようなボラティリティ高めの東証主力系銘柄で対応。

☆ 3356 テリロジー
週初の1600円付近での一部利確 → 昨日1,500円までの買い直しの後、1,500円台半ばは〜(略)〜で臨みながら、その先へと駒を進めてください。
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【ウォッチ銘柄】
△ 3990 UUUM
勘助氏注力中。右肩上がりの10日線に沿った上昇トレンドを継続中。上場来高値(4,295円)が射程圏に。

△ 6506 安川電機、6954 ファナック
米中懸念の緩和により機械セクターが堅調。一部に「中国製造2025」の見直しによるトレンド陽転を期待する向きもあるようですが、中国政府が他国の知的財産権を尊重する可能性、トランプ政権が受け入れる可能性はともに限りなくゼロ。

では 午後もよろしくお願いします。