買いながら売りの勢いを知る | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

細かい買いの方法みたいなのは、場合によっては傷になりますので、あまり書かないようにしていますが、ご質問がありましたので、少しだけ。
私の場合は、良いなと思える株を見つけると、少しずつ、買い始めます。今のような下げ相場だと、買いながら、売りの勢いを確認するようなところがあります。株価やチャートを眺めているだけだと、たぶん本気じゃないんでしょうね。少しずつでも、買いを入れると気づくものもあります。
空売筋が売り乗せているのか?わざと下げさせようと下に下に売っているのか?とうとう投げが始まったのか?ファンドや機関が何らかの理由で手仕舞を始めたのか?(短期トレード的な発想かも知れません。昔はこのスタイルで勝負していた時期もあります。特に小型株では分かりやすいケースがあります。)
それを見ながら、買いの勢いを緩めたり強めたりしながら、買い下がるイメージです。もし、予定通りの数に到達せずに、騰がり初めてしまうと、いったん手を止め、その船はそのまま出港させて違う船に荷物を乗せるのか、追いかけていって、次の島で荷物を乗せるのか?そんなことを考えます。
伝説の相場師、是川銀蔵氏は「売りは迅速。買いは悠然」を実践していたそうですが、わたしもその発想を見習うようにしています。