売る側の目線で考えると | エナフンさんの梨の木

エナフンさんの梨の木

ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

昨日の記事に書いた感覚的な話で恐縮ですが、今日辺りが短期的には山だと思います。 (株式的には谷と呼んだ方がしっくり来るかも知れない)
空売りを仕掛ける側の気持ちになれば少しは想像できると思います。ここからは、まあ、根拠のない想像の話として読んでほしいのですが、仮に裏のネットワークみたいなのがあって、金持ち連中が、束になって大掛かりな空売りを仕掛けているとしましょう。まずは日経平均なら2万円割れがターゲットとなるでしょう。(たぶんそれが今日)この辺りにオプション等の反対売買が集中している可能性が高いので、まとまった売りが期待できるのです。そうなると空売りの買い戻しのチャンス到来です。
次に彼らもコストをかけて株価を下げさせているので、ある程度の値幅がないと儲かりません。よく半値戻しとか言いますよね。もし、相場を操縦できれば、下げの半値付近が平均空売価格となります。このくらい下げ幅があれば、まぁ、かなりは儲けられます。
最後にリスクの観点から、是川銀蔵師が言うように売りは迅速でなければなりません。政府や日銀が対策を取ってきたり、あまりに安いと会社が自社株買いやMOBをしてくる可能性も高まります。その前に仕事を終わらせたいものです。
今日、2万円を割ればニュースでも大騒ぎでしょう。広く世間に知れ渡ったら相場が終わっていくという感覚もあります。
もちろん、野球でもあと1点取ろうと頑張ったら、相手が想像以上に動揺して大量10得点取れちゃったみたいな展開もあれば、想像以上に頑強な守りにあって跳ね返される展開もありますので、絶対そうなるみたいな確信は危険ですが(つまり下げ止まると言っているわけではない)、そんなことを考えながら、まぁボチボチ買っている次第です。