本日大納会の日経平均は反落。20,000円台では前日の大幅高の反動、年末・連休前ののポジション整理売りが重石となる一方、19,900円付近では売り方の買い戻しや押し目買いが下支えとなり、動意の乏しい流れにて取引を終了。

東証主力株は高安マチマチ。中小型株は 6094 フリークアウト、6619 Wスコープ、4586 メドレックス、3845 アイフリークモバイル、3031 ラクーン、2338 ビットワン、3937 UBICOM、4427 EDULAB、4594 ブライトパス、4579 ラクオリア創薬などに短期資金が流入。

日経平均 20,014円 −62、Topix 1,494 −7
225先物(3月限)19,840円、ドル円 110.63
NYダウ先物 23,148ドル −5

■ 後記 : 2018年の日経平均は前年10月からのトランプ減税期待による上昇波動を引き継いだ堅調スタート後、米中関係の悪化リスクを嫌気して1月高値24,129円から3月安値20,347円まで下落。4月後半以降から9月前半までの22,000円台の持ち合いを上方ブレイクすると、10月上旬には24,448円まで年初来高値を切り上げたものの、米利上げピッチの鈍化思惑から「米債券買い(金利低下)世界的な株式売り」が加速。

無難な決着を見た11月末の米中首脳会談も市場の米中関係に対する警戒感を高め、12/26安値18,948円まで約3か月でマイナス4,500円もの下げ相場に発展。

big (20)

☆★Sラボ銘柄に関しては、今年の2−4月の軟調地合いに際しては下落過程での複数回のリバウンドやSHIFT・リニカル・エニグモ・オプトランなどの材料株の活躍によりダメージを緩和。しかし、10月以降の軟調地合い、特に今月の急落に関しては米中関係の仮初めの合意に気を取られて 米債券市場の異変への対応が遅れた事で歯車が狂った格好となり申し訳ありません。

2012年12月の安倍政権誕生を起点とし、2016年トランプ氏の米大統領選勝利を触媒として加速した長期上昇トレンドは10月に終了したと判断していますので、2019年の相場は今年前半までに比べて売買難易度の高まりは必至とみています。

ただし、
「世界的なリスクマネーの動向」から逆算すれば過度の悲観は不要であり、少なからぬチャンスに満ちた相場つきとなるはずです。そのためにも、まずは1,2月のスタートダッシュにより地力を高める作業が重要となりますので、年初からも抜かりなく攻めていく所存です。

※ 「世界的なリスクマネーの動向」から逆算した売買戦略イメージについては、年初に予定している「2019年の相場のツボ」を参照ください。

10月以降の下落相場を足枷ではなく「糧」とするためにも、年末年始は体を休めつつ思考は止めずに年初からの柔軟性と瞬発力を高めていってください!

      (会員サークルより >>Sラボ参加案内

<< 年末年始のブログ更新予定 >>
・ 2019年相場のキモ!(抄)
・ NY市場動向:NY開催日の翌朝
・ 大発会の展望・戦略:1/3 15時配信のメルマガにて
※ 週間展望(12/31〜1/4)はお休みさせていただきます。


本年も誠にお世話になりました。

2019年も何卒宜しくお願い致します。

お帰り前にこちらもぜひ!11月に旅立ったYOUちゃんの分も2019年は加速度的飛躍の年にしたいと思います!