こんにちは、よしです。
基本的なマインドのお話を。
トレードは一見、そこら中にチャンスが転がってるように見えます。
昔、勉強していた教材にも「チャンスはどこら中に転がっている」と書かれていました。
実際に相場に関わってみて分かったことなのですが、そこら中にチャンスなんて転がってません。
後から見るチャートには結果が描かれています。
みんなそこで騙されるんです。
相場は上がるか下がるかの2つの選択肢しかありません。
どれだけ上がりそうなときでも上がる確率は50%で、これ以上上がらないだろうってときでも上がらない確率は50%だということは頭の片隅に置いておく必要があります。
8:2の法則というのはご存知でしょうか。
蟻の食糧の8割は2割の働きアリが集めている。
企業の売上の8割は2割の社員で上げている。
この法則、トレードでも当てはまります。
相場の全資金の8割は2割の勝ち組トレーダーの資金である。
まぁこの情報が正確なのかどうかは知りませんが、雰囲気的に大体そんな感じなのかなぁとは思います。
ついでに言うと相場の8割はレンジ相場で残りの2割がトレンド相場だと言われています。
手法にもレンジ相場用の逆張りがあったり、トレンド用の順張りがあったりします。
レンジ相場のときはレンジ用の逆張りを、トレンドが発生すれば順張りを使い分ければ相場のどこにもでもチャンスが転がってることになります。
でも、これって机上の空論なんです。
トレンドはトレンドだと確認できるときには時すでに遅し、トレンドの終焉です。
かといって逆張りで狙ってもロスカットになることがほとんどです。
出来上がったチャートを見れば、誰だってトレンドが発生する前に理由を探すのは簡単ですよね。
でも、実際の相場はそんな甘いもんじゃないです。
裏の裏は表だと思ってると痛い目にあいます。
私的にはトレンド2割、レンジ8割というよりも狙えるとき2割、そうじゃないとき8割の方がしっくりくる気がします。
とりあえず相場で生き残りたければ、狙える場面の2割を絞り込む方法を探すことです。
教材や商材に頼ってるようではいつまで経っても勝てるようにはなりません。
ちょっと矛盾しますが、勝てるようになるには出来上がったちゃーとの過去検証しかありません。
その検証結果と実際の相場の値動きと照らし合わせてどこが違うのかをさらに検証して使える手法に強化していくしかありません。
地道な作業の繰り返しでしか、自分に合った使える手法には出会えません。
最後にもう一度、相場にチャンスは転がっていません、ちゃんと準備をしていたトレーダーだけがチャンスに気づくことができますからね。