おはようございます。

昨日のNY株式市場は、米中次官級貿易協議に対する楽観的な見方を背景に「債券売り(金利は低下)株式買い」が継続。テクニカルは3連陽線、20日線超えなどにより反騰トレンドに厚みを増す格好。個別ではボーイング、キャタピラー、アップルなど中国関連が指数高を牽引。ナスダックも節目の140ドルを回復したフェイスブックを中心に主役クラスがおおむね堅調に推移。

NYダウ 23,787ドル +256、ナスダック 6,897 +73
米10年債  2.731% +0.050、NY原油 49.78 +1.26
為替 108.74円/ドル、CME225 20,295円

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□ 本日の展望 : リバウンド基調継続 (ー トランプ演説)
NY株高を好感した20,100〜20,450円レンジでのリバウンド基調継続が本線。日本時間11時ごろに予定されているトランプ大統領の演説では、メキシコの壁建設のためには長期の政府機関の一部停止も辞さない覚悟が示されると想定されますので、戻り売りの建て前化 → 20,000円水準までの調整に要注意。

big (3)

★ 本日の戦略 : 戦局を広げず従来戦略を丹念に!
本日も延長開催となった米中次官級協議に関しては、妥協点が見出しにくい難題は今月後半予定の米中閣僚級協議に持ち越される可能性が高まったために、過度の警戒は解除するのがスマート。ただし、今晩のFOMC議事録後の債券市場主導の波乱、週末の3連休、連休明けの英議会でのEU離脱法案採決に絡めた下押しリスク、20,500〜21,000円の上値抵抗感や膨大な戻り売りバイアスなどへの警戒は維持したいところ。

よって、本日の上昇局面では飛び乗り買いは極力控え、ストレス玉の縮小に注力しながら、好トレンド銘柄の押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスで臨んでください。

☆ スポット4銘柄+日経レバに関しても昨夕の戦略を踏襲。

柔軟性や回転の効きやすさを維持するためにも「不用意に銘柄数は増やしたくない」タイミングですので、基本は「何を買うかの前に何を外すかから考察」を徹底。
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『 脇を締めすぎずに体幹で振る! 』

では 本日もよろしくお願いします。