社名にソフトがつく銘柄が連続新規承認です。今回は東証2部上場銘柄になります。同時に名証にも上場するみたいですね。

東海ソフト(4430)のIPO新規上場情報

tokaisoft

社名に東海が付いているように、本社も名古屋市となっています。設立1970年と歴史あるオールド企業タイプですね。車載・民生機器・金融などの組み込みソフト系に強そうです。事業リスクにもありますが、日立など大手の請負がかなりを締めています。

想定価格は1,290円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約8.9億円で、東証2部上場では小型案件です。

東海地方企業の上場ですので、東海東京証券主幹事かと思いましたが、野村證券でしたね。ただ、上場市場東証2部ということで初値高騰期待は低めでしょう。業種的には組込みソフトウェアということで問題ないのですが、売上などはオールド企業らしく緩やかな感じです。

どちらかというと安定性や割安感が意識される銘柄ではないかと思います。

ストック・オプションなし、筆頭株主は持株会という体制でここまでやってきているので、なぜ上場するのか?というところも気になりますが、上場資金の使途は設備資金(エレベータ等の改修?)や返済など、あまり積極的な感じがしませんね。やはり上場意義に薄い印象です。

2月の上場予定企業がこれで3社になりました。例年に比べると結構いいペースという印象です。昨年度の後半は失速気味でしたが、上場予定の企業は多いと思いますので2019年もIPOは盛り上がりを見せてくれそうですね。

こちらとしてはしっかりと銘柄分析してBBスタンスを決めたいです。東証2部銘柄なので人気に欠けると思いますので、逆に狙い目になるのかしっかりチェックしたいと思います。

野村證券も主幹事で出てきたことで、今年の2月は大手証券が揃い踏みと例年と違った傾向に感じますね。

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2月のどれかのIPOに参加ができてプラスのいいスタートを切れるかが、今年のIPOを占う上でも結構重要かもしれません。続く3月戦線に向けてもいいスタートを切りたいですね。

東海ソフト(4430)のIPO新規上場情報

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