前場の日経平均は小幅高。フェイスブックを中心とする米ハイテク株の堅調さを好感して買い優勢でスタートすると、決算がコンセンサスを下回ったアマゾン株が時間外で底堅く推移したことも追い風に20,929円(+156)まで上昇。しかし、10:30発表の1月財新中国製造業PMIが3年ぶりの低水準に落ち込むと、前引けにかけては20,800円付近で持ち合う展開に。

東証主力株は決算で株価が振れている銘柄を除いて、特色の乏しい高安マチマチの商状。中小型株は 3920 アイビーシー、4112 保土谷化学、4318 クイック、8226 理経、4770 図研エルミック、2782 セリア、4293 セプテーニなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 持ち合い
米中協議を無難に経過したため20,600円台では押し目買いが下支えとなる一方、20,900円付近では週末のポジション整理が重石となる方向感の乏しい流れが本線。

■ 午後の戦略 : 週末シフト → 押し目買い!
ストレス玉の大胆な縮小を中心に3割前後の余力を確保したら、ターゲットと条件を絞った順張り押し目買いスタンスを継続。

★ 5301 東海カーボン
1,500円付近での小口買い増し → 1,530円台までの上昇過程での●割利確の後も、従来戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】
△ 3857 ラック
勘助氏注力中。チームスピリット(4397)とは異なる趣。年初来高値を更新。■ 新東証主力株も強烈な値動きに。

△ 3938 LINE
会員サークルでは決算リスクを回避すべくノンポジ小心戦略で対応しましたが、結果は積極派の勝利。もっとも、4,100円台は年初からの上値抵抗帯となっていますので、日柄ロスにも要注意。

では 午後もよろしくお願いします。