FOMC・雇用統計などビッグイベントが重なった今週のFX収支 +90,000円
最終更新日: 2019-2-3
1分でわかるこの記事の内容
ドル円相場は約1円の乱高下
今週もお疲れさまでした!もう早いもので2019年も2月ですね!
予定通りであれば、29日(火)にトランプ大統領の一般教書演説が行われているはずでした。
メキシコ壁をめぐる民主党とのいざこざのせいで、来週2月6日(水)に延期になりましたね。
時間は日本時間のAM11:00からですので、テレビでも中継が行われるかもしれません。現在ニコ生とスカパー・CNNjでは生放送の予定が組まれています。
さて一般教書演説は延期になったものの今週は、FOMC(連邦公開市場委員会)や米中閣僚級貿易協議・雇用統計と大きなイベントが重なりました。
2019年初めの「鍵になった週」と言えますね。
ドル円相場は、FOMCの声明発表を受けて大きく下落しましたが、雇用統計でその分を戻した形となりました。
では、今週のドル円相場の復習と2019年2月のドル円相場について考えてみましょう!
FOMCでの当面の利上げ見通しでドル円は下落
今週は週明けからFOMCを控えて、様子見にて上値が重い状態でしたね。
そんな中29・30日に開催されたFOMC後の会見では、2019年の利上げに関して「忍耐強くある姿勢」が示されました。
2019年は「しばらくの間、利上げに期待できない!」と判断した投資家たちがドルを売り、ドル円相場は109円台を割りましたね。
2019年1月FOMCに関してはこちらでも詳しく解説しています↓
これは、事実上の利上げ終了も意味しています。
ドルは売られましたが、逆にNYダウ平均株価は上昇しました。日経平均株価も上昇し、世界的な株高に発展していますね。
利上げ終了は米企業の業績アップに繋がる
なぜ利上げ終了が示唆された途端に株価が上がったのでしょうか?
それは、利上げが停止する=米企業が銀行から借り入れしているお金の金利負担が減るからです。
アメリカは、2015年12月から段階的に利上げを繰り返してきました。
FRBは何度か最終的な金利の誘導目標を3.50%と示してきましたが、この調子だとそれに到達する前に終了になる見込みが出てきました。
米企業は借入金にかかる金利負担分が限定される訳ですから業績アップに繋がります。それを見込んだ投資家たちが米株を買い、その影響で日経平均株価も後押しされた訳ですね!
米1月雇用統計は好調?ドル円は上昇したが…
利上げ終了を示唆したFOMCの声明とは逆に2月1日(金)に発表された米1月雇用統計は、雇用者で市場予想を大きく上回りました。
では、米1月雇用統計結果をおさらいしてみましょう!
2019年2月1日発表 米1月雇用統計結果
予想 | 結果 | 前回 | |
非農業部門雇用者数変化 | 16.5万人 | 30.4万人 | 22.2万人(下方修正) |
失業率 | 3.9% | 4.0% | 3.9% |
平均時給(前月比) | 0.3% | 0.1% | 0.4% |
平均時給(前年比) | 3.2% | 3.2% | 3.3%(上方修正) |
非農業部門雇用者数変化では、市場予想を大きく上回っていますね!失業率も0.1%上昇しましたが、まだ高水準と言える範囲です。
しかし注目する点は、雇用者数の下方修正です。
雇用者数は、先月分が約10万人ほど下方修正されています。今月単体で見れば1年ぶりの大幅な伸びと言えますが、下方修正の数字を見ると手放しで喜べるほど状況は良くありません。
また賃金の伸びも鈍化しています。ドル円相場は50銭以上円安に動きましたが、正直強弱入り乱れた発表だったと言えます。
「忍耐強く」は、こういった状況か?
FOMCの声明であったパウエル議長の「忍耐強く」という言葉は、このような状況を指しているのだと考えられます。
FRBはすでにハト派と化しているので、利上げに踏み切れる十分な材料がない限りは、追加利上げが行われる可能性は極めて低いと言えますね。
米株にはまだ追い風になりそう
それでも利上げ停止での金利負担低下や雇用の伸びは、企業への追い風になります。
来週以降もまだ米株は上昇傾向にあると考えられますね!株高円安の図が出来上がる可能性も十分にあります。
来週は一般教書演説と米政府に注目
さてそんな中で来週6日(水)には、延期になっていたトランプ大統領の一般教書演説が行われます。
一般教書演説って何?という方はこちら↓
メディアの間では「メキシコの壁問題について、一般教書演説の中で民主党に協力を呼びかけるのでは?」という見方も出ています。
つなぎ予算も2月15日までの期限付きとなっていますし、トランプ大統領は演説の場でさえも自分の実力行使に使うといったところでしょうか。
実にトランプ大統領らしいと言えば、らしいですね(´×ω×`)
問題が解決しなければ再度の政府閉鎖もある
実際演説内で問題を取り上げないにしても、2月15日になればまた米政府は一部閉鎖に陥ります。
こんなことを続けていれば、デフォルトの可能性さえ出てくるため大きなリスクオフ要因となります。
トランプ大統領の一般教書演説がメキシコの壁問題の解決策となるのか?逆に問題を悪化させるのか?日本時間6日の演説には注意が必要ですね!
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2019年1月28日(月)~2月1日(金)のFX収支
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コメント (2)
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1. 中川
コメント0ということは、そんな利益に驚かないということ。私はそんな利益上げたことないのでただただ、尊敬しちゃいます。
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2. メイ
コメントありがとうございます!
今週は50lotにしては全然稼げていない週なので「特に…」って感じではないでしょうか?