本日の日経平均は4日ぶりに反落。約2か月ぶりの高値水準まで上昇したNYダウ、110円付近までのドル円高、NY引け後に発表されたアルファベット(グーグル)の好決算などを追い風に寄り付き早々に20,981円(+97)まで上昇すると、引けにかけては 節目の21,000円や主要企業の決算を意識した利益確定売り優位で推移。一部アジア市場の春節休場の影響で外資勢の積極的な売買が見送られたため、東証1部の出来高は12.2億株、売買代金は2.10兆円止まりの低調なものに。

中小型株は 2228 シベール、3457 ハウスドゥ、4766 ピーエイ、4975 JCU、4800 オリコン、6920 レザーテック、7873 アーク、2371 カカクコム、6670 MCJなどに短期資金が流入。

日経平均 20,841円 −41、Topix 1,582 +0
225先物(3月限)20,810円、ドル円 109.84
NYダウ先物 25,159ドル −29

■ テクニカル : 直近レンジ内の持ち合いにより短期的な方向感は生じず。中長期的には 明日以降21,000円付近まで切り下がってくる均衡表の雲上限ブレイク → 上昇トレンド入りが期待されます。ただし、ストキャス(13日)の高水準でのデッドクロスを踏まえれば、均衡表の雲上限の上値抵抗 → 20,000円台前半までの値幅調整にも要注意。

big (2)

【ウォッチ銘柄】

△ 3682 エンカレッジ
19年3月期経常益予想を4.6億円から5.3億円に上方修正。

△ 2385 総医研
12月中間期経常益予想を2億円から2.88億円に上方修正。

△ 3622 ネットイヤー
NTTデータ(9613)が1株850円でのTOBを発表。

△ 3371 ソフトクリエイト
9か月経常益が通期予想を超過。

△ 6328 荏原実業
18年12月期経常益予想を20億円から22億円に上方修正。

■ 後記 : 明日も決算を目前に控えている銘柄はポジション縮小後、決算と反応を確認しながら強弱を計るのがおススメ。また、全体需給の持ち合いが長引く中で、持ち株の中に「近似チャート」が増えている場合は、含み益の大きい(含み損の小さい)方を残すのがセオリー。

では 本日もお疲れ様でした。

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