おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続落。独鉱工業生産指数の予想外の悪化や仏貿易赤字の拡大など欧州経済の不透明感を嫌気した欧州市場の流れを汲んで売り優勢でスタートすると、コンセンサスを下回る内容となった週間新規失業保険申請者件数、トランプ大統領による「2月中の米中首脳会談の見送り」発言なども債券買い(金利は低下)・株式売りが加速。一時25,000ドル(−389)まで下落した後、引けにかけては10日線を意識した押し目買いが下支えとなって下げ幅を縮小。

為替は 欧州経済の先行き懸念(ユーロ売り)が米長期金利低下によりドルの下押しバイアスを凌駕したため、ドルは相対的に堅調さを維持。ドル円は109円台後半の直近高値圏を維持。

NYダウ 25,169ドル −220、ナスダック 7,288 −86
米10年債  2.657% −0.047、NY原油 52.64 −1.37
為替 109.84円/ドル、CME225 20,540円

big (7)

□ 本日の展望 : 売り優勢 ± ドル円・先物
CME225にサヤ寄せした軟調スタート後、3連休前のために実需買いが期待しにくい中、引けにかけてもリスク回避売り優位の展開へ。節目の20,500円から1月後半安値の20,406円にかけては先物での買い戻しによる下支え効果に期待。リスクシナリオとしては、ドル円の軟化 → SQ通過後の先物での仕掛け売りによる20,400円割れの深押しに警戒。

★ 本日の戦略 : 下方オーバーシュート再開気配に逆らわず
3月からの米国の対中制裁の回避に向けた合意が期待された米中首脳会談は、トランプ大統領がよもやの月内開催見送りに言及。月内の残り3週間以内にトランプ大統領が翻意する可能性は残りますが、短期的にはネガティブサプライズとして“格好の仕掛け売りの建て前”となるリスクが懸念されます。

来週木曜までの決算シーズン中の好決算銘柄以外の買われにくさ、昨日垣間見られた潜在的見切り売りバイアスの大きさ、NYダウが調整トレンド入りした場合の日本株の過敏反応なども踏まえれば、12月序盤のイメージにて目先の下押し局面での強引な勝負は避けたいところ。

〜(略)〜

【ウォッチ銘柄】
△ 1552 VIX、1357 日経ダブルインバース
昨日お伝えしたように「日経平均の煮詰まり感からの下放れに備えた買い玉のヘッジ」に一考。

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では 本日もよろしくお願いします。
            
   

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