2016年以来の福証分売!ヤマエ久野(8108)の立会外分売予想

2019年3月5日(火)~2019年3月8日(金)に立会外分売実施が予定されている、ヤマエ久野(8108)の分売詳細情報です。

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ヤマエ久野の立会外分売詳細

銘柄名ヤマエ久野(8108)【福証】
業種卸売業
企業詳細九州主体に西日本が地盤の食品卸売り大手。量販店の物流受託事業、住宅・建材などに多角化。九州地場企業として売上高上位に名を連ねる。
発表日2019年2月18日(月)
分売予定日2019年3月5日(火)~2019年3月8日(金)
分売実施日2019年3月6日(水)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分貸借
分売枚数544枚(54,400株)
発行株式数比率約.0.3%
分売総額0.69億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,151円
割引率2.95%
分売目的子会社による株式の売却

ヤマエ久野の株式データと推移

発表日終値1,270円
発表日出来高18枚
分売前日終値1,186円
分売前日出来高36枚
予想PER10.92倍
実績PBR0.53倍
株主優待なし
予想配当利回り1.61%

ヤマエ久野の業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)480,000428,350379,573
営業利益(百万円)4,0003,1543,822
当期利益(百万円)2,3003,1192,916
ROA(%)2.052.35
ROE(%)6.937.12
自己資本比率(%)26.434.2

ヤマエ久野の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

福岡証券取引所に単独上場しています。
ここ10年での分売実績はありません。

分売目的

今回は連結子会社からの売り出しの為に行われる分売となっています。

流動性

現在の板は30枚以上、発表前の出来高平均は20枚程度と流動性はかなり低い

株価・ボラティリティ

直近半年の株価は、1,300円を挟んだ狭いレンジで推移しています。
方向感に乏しくなにかきっかけがないと、今後もボックスから抜け出せないと思われます。

PER10.92倍・PBR0.53倍の株価は、同業他社と比較してやや割安水準

ここ2年の値動きは1,100円~1,500円付近と、たまにボラが高くなる時を除いて値動きは小さめ。

配当金・株主優待

年間配当は1株20円で利回りは1.61%

株主優待はありません。

業績

今期業績予想は売上+12.1%・利益+26.8%と、減益だった前期から一転回復する見込み。
前期は中間決算で下方修正しましたが、今期は進捗率81%(3Q時点営業利益)で通期予想は達成しそう。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数・規模ともにかなり小型の分売となっております。
福証単独上場であるため、楽天証券ライブスター証券などでは申込できないことに注意が必要。

流動性ですが地方銘柄とあって閑散としています。
賃借銘柄ではあるものの、実施までに改善される可能性は低いので、流動性リスクがあることは不安要素になります。

指標的には割安ですが地方上場で放置されている感があるので、買われる要素にはならないと思います。

地方銘柄でも小粒であれば最近は健闘していることが多いです。
ただ今のところ流動性が全く改善されておらず、積極的に参加するのはリスクがあるので、条件が揃うまで様子見とします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

本日は分売延期によって買い戻される展開でしたが、結局引けにかけて売られています。
約3%のディスカウントで、年初来安値を下回る値決めとなっていることはプラス要因。

本日の値動きを見ると少し空売りが入っているかと思われます。
依然流動性は低いものの枚数は少なく、市況も悪くなっていないので、なんとか分売価格付近で持ちこたえそうでしょうか。

福証銘柄なので申し込めない会社もあり、参加者が限定的になるので配分期待はそれなりにありそう。
全力ではいきませんが、明日の地合いを見て一部からの参加を検討します。

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