来週の経済指標(2016年1月25日~1月29日) 来週の経済指標 2016年01月24日 経済指標・イベント解説(時間は全て日本時間。予定・未定を含む) <25日・月> 08:50 日12月貿易収支[通関統計] (中国などの世界減速で輸出低迷。為替需給面で円高を抑制) 18:00 独1月Ifo景気動向指数 (同じ1月のZEW景況調査は改善。金利低下や資源安などが下支え) 23:30 米1月ダラス連銀製造業活動指数 (米国の原油産業の拠点。悪化警戒も、懸念ほど低迷しなければ「原油安の最悪期通過」期待) <26日・火> 19:45 英財務委員会公聴会[カーニー英中銀総裁] (景気や物価への慎重見通しがポンドの戻り売り要因に) 23:00 米11月住宅価格指数 23:00 米11月S&Pケースシラー住宅価格指数 (11月にかけては雇用回復や利上げ警戒の駆け込み需要などが住宅を下支え) 23:45 米1月非製造業/総合PMI[速報] 24:00 米1月消費者信頼感指数 (株安や世界減速などが重石。ガソリン下落や金利低下、雇用改善が過度な下振れを抑制も) 27:00 米財務省2年債入札 (前週からのリスク回避一服持続なら、入札低調と米債金利上昇、ドル高の要因に) 米連邦公開市場委員会[FOMC、27日まで] (利上げペース緩和示唆への期待が、米株高とリスク選好の円安に。ただし、潜在的なドル安要因にも) <27日・水> 09:30 豪10-12月期消費者物価指数 (物価下落圧力が豪ドルの上値を抑制。豪ドル安による物価押し上げ効果が焦点) 10:30 中国12月工業利益 (低迷警戒ながら、一定の悪化への織り込みも進む) 24:00 米12月新築住宅販売件数 (中古住宅販売は予想を上回る改善。利上げ警戒の駆け込みや暖冬、雇用改善などが下支え) 24:30 EIA週間石油在庫統計 (在庫増が一服なら、原油下げ止まりと資源国通貨の反発、リスク選好の円安を支援) 27:00 米財務省変動利付2年債入札 27:00 米財務省5年債入札 (前週からのリスク回避一服持続なら、入札低調と米債金利上昇、ドル高の要因に) 28:00 米連邦公開市場委員会[FOMC]、政策金利発表 (利上げペース緩和示唆への期待が、米株高とリスク選好の円安に。ただし、潜在的なドル安要因にも) <28日・木> 05:00 ニュージーランド中銀、政策金利発表 (世界減速懸念や資源安を警戒し、先行き緩和スタンスを強調ならNZドルの重石に) 09:30 豪10-12月期輸出・輸入物価指数 (中国減速や資源下落が輸出の悪材料。ただし、利下げや住宅活況などで内需は底堅さ) 14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[29日まで] (28日時点で株安・円高が一服なら追加緩和後退。失望リスクが円高・株安にも) 18:30 英10-12月期GDP統計[速報] (昨年後半は世界的に減速。ただし、欧州経済の復調が過度な下振れを抑制も) 22:00 独1月消費者物価指数[速報] (前週にECB総裁は物価低迷警戒で追加緩和を示唆。懸念ほど低下しなければ、ユーロ下支え) 22:30 米12月耐久財受注[速報] (同じ12月のISM指数では新規受注が小幅に改善。資源業界の設備投資圧縮は重石) 22:30 米新規失業保険申請件数 (年末商戦向け雇用の剥落が悪化要因に。一方で前週悪化の反動改善も焦点に。暖冬は雇用支援) 24:00 米12月中古住宅販売成約指数 (12月の中古住宅販売は予想を上回る。雇用改善や利上げ警戒の駆け込みなどが支援材料) 南ア中銀、政策金利発表 (通貨安防衛で利上げや利上げ地ならしなら、ランドの自律反発持続を支援) <29日・金> 08:50 日12月鉱工業生産[速報] (中国発の世界減速などが重石) 09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに結果公表・展望リポート公表] (29日時点で株安・円高が一服なら追加緩和後退。失望リスクが円高・株安にも) 15:30 黒田日銀総裁、記者会見 (現状維持で失望円高の場合、先行き緩和強化の示唆が焦点に) 09:30 豪10-12月期生産者物価指数 (物価下落圧力が豪ドルの上値を抑制。豪ドル安による物価押し上げ効果が焦点) 19:00 ユーロ圏1月消費者物価指数[速報] (前週にECB総裁は物価低迷警戒で追加緩和を示唆。懸念ほど低下しなければ、ユーロ下支え) 22:30 加12月鉱工業製品価格、加12月原料価格指数 (産油国のカナダは原油安がインフレ低迷を後押し) 22:30 米10-12月期GDP統計[速報] (昨年後半は世界減速やドル高などが重石。内需の底堅さが焦点に) 23:45 米1月シカゴ購買部協会景気指数 24:00 米1月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報] (株安や世界減速などが重石。ガソリン下落や金利低下、雇用改善が過度な下振れを抑制も) 29:30 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、講演 (27日のFOMCを踏まえた今後の金融政策の行方が焦点に) PR