本日の日経平均は小幅反発。前日のNY市場が良好な鉱工業生産、生産者物価を受けた低金利の長期化思惑、米経済指標や英議会の「合意なき離脱」否決などを好感して株高・円安で経過した流れを引き継ぎ、寄り付き早々に21,522円(+232)まで上昇。しかし、節目の21,500円や先物での3月SQ値(21,348円)を意識した利確売りに加えて、金融機関の期末のポジション整理を重石にジリジリと上げ幅を縮小すると、一日の安値で取引を終了。

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11時発表の中国2月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資などは(毎回同様に驚異的な)市場予想との誤差の小さい結果となり、株価への影響は限定的に。

東証主力株は高安マチマチ。日経プラス寄与度1−4位に 9984 ソフトバンク、9983 ファストリ、6954 ファナックがランクインした流れからは、本日午後の軟勢は(通常の先物主導ではなく)実需売り主導とみるのが妥当。中小型株は 4596 窪田製薬、3793 ドリコム、6580 ライトアップ、4572 カルナバイオ、9969 ショクブン、4561 サニックス、9419 ワイヤレスゲートなどに短期資金が流入。

日経平均 21,287円 −3、Topix 1,590 −1
225先物(6月限)21,120円、ドル円 111.54円/ドル
NYダウ先物 25,695ドル −40 

■ テクニカル : 直近レンジ内の推移により特段の方向感は示さず、12月の株高に対する「良識的な値日柄調整」を継続。引き続き、上値は10日線(21,445円)から21,500円レンジ、下値は21,000〜21,100円レンジの抵抗感に注目。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 8739 スパークス
3/22付で東証1部への指定替えを発表。膨大な信用買い残を踏まえれば手出し無用。

△ 6554 エスユーエス
19年3月期経常益予想を1.19億円から3.05億円に上方修正。

△ 3932 アカツキ
19年3月期経常益予想はコンセンサスの111.62億円を上回る129億円で着地。

☆ 4563 アンジェス
3/6 1,060円 → 3/14 1,285円 +225 21%上昇
本日は新株予約権に絡んだと推測されるまとまった売り物にチョウチン筋の投げが追随し、後場寄り早々に1,114円まで下落。年初からの急騰による利確バイアスを踏まえれば更なる下振れに油断は禁物ですが、お伝えしてきた〜(略)〜をはじめとする好背景、10日線への下値抵抗により上値余地を増したテクニカルなどを踏まえれば強気スタンス継続が正攻法。

本日の一段高後の急落により買い直しが進んだアドバンテージも念頭に、明日もターゲットプライスまでの下げは毅然と対処しながら・・・!

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午後からの地合い軟化の中、☆ メルカリルート第2弾はテコ入れにより・・・!本日からの☆ 変則的第3弾は明日の下押しを期待しながら仕込みを継続していってください。

     (会員サークルより 
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では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらもぜひ!