2021年11月9日火曜日

年金受給額は思ったよりも少ない。だから老後の安心は配当金で補おう!

 

■ 年金を取り巻く環境は逆風だらけ!

老後の収入は、年金を頼りにしている方が大半だと思います。
でも、日本の借金は、国債などを含めて約1千兆円にも達し、さらに少子高齢化も進んでいます。

年金を取り巻く環境は、逆風だらけだと言えます。
特に若い世代を中心に、自分の老後の時に、本当に年金が貰えるのか、不安を持っている方も多いと思います。




■ 年金受給額の目安まとめ!

老後に漠然と不安を持っている方は多いです。
でも、実際に、幾らぐらい年金が貰えるのか、知らない方も多いです。

そこで、年金受給額の目安について、調べてみました。
ちなみに、日本の年金制度は、基本的には、次のように国民年金と厚生年金の二階建てで構成されています。

★国民年金(1階部分)
全ての国民が共通で加入する年金で、40年納付の満額で65歳以降に年間78万1700円が貰えます。
また、年金を貰うには最低10年以上の保険料納付が必須です。
納付期間が40年間よりも短いと、1年あたり満額×2.5%が年金額から減額されるされることになります。

★厚生年金(2階部分)
会社員や公務員の場合は、2階部分は厚生年金になります。
保険料納付額×納付期間で受給額が決まるので、いくら貰えるかは、個人差が大きいです。

★企業年金(3階部分)
ごく一部の会社員には、3階部分がある方がいます。
この企業年金は、確定拠出型、確定給付型などの種類に分かれ、企業によって実施内容に大きな差があり、導入していない企業も多いです。
たとえば、僕が働いている会社では、約40年間働いても、企業年金の受給額は月間2万円ほどです。
企業年金には、あまり大きな期待はできないと思います。

★結局、年金はいくら貰えるのか?
これまでみてきたように、特に2階部分にあたる厚生年金の受給額は、個人差が大きいです。
そこで、厚生労働省がモデル世帯として、標準的な給料の会社員で、約40年間働いた場合の年金受給額を示しています。
令和2年1月に公表された年金受給額の合計は、次のとおりです。

【専業主婦世帯】月額220,724円・年間約265万円
【共働き夫婦世帯】月額311,166円・年間約373万円
【配偶者のいない単身世帯】月額155,583円・年間約187万円




■ 老後を楽しむには年金だけでは足りない!

モデル世帯の場合は、しっかりと約40年間も働いた場合の受給額なので、期間が短いと、もっと金額は減ります。
同じように給料が平均よりも少ないと、納める保険料も少ない代わりに、結果的に年金受給額も減ります。

それに対し、老後は、教育・住宅などの費用が必要ではありません。
生活費も、現役時代よりも減ると思われます。
ただ、時間は十分にあるので、海外旅行などお金がかかる趣味を持っていると、年金だけで不十分です。

さらに、賃貸住宅の場合は、途端に生活が苦しくなります。
東京都心の場合は、少なくても月10万円ほどの家賃が必要となります。
やはり、もう少し余裕のある生活をするためには、年金額に加えて、もう少しお金がほしいものですね~。

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■ 自分の身は自分で守る時代だ!

政府は、個人型確定拠出年金(iDeCo)や積立NISAなど、投資の非課税制度を進めています。
これは、もちろん、貯蓄から投資の流れを進める目的もあります。

でも、それ以上に、自分で老後の備えをしてほしいという政府からのメッセージだと思います。
年金財政が逆風のなかで、今の若い世代でも、現行水準の年金が貰えるのか、不透明感はあります。
たとえ国からの年金が減っても耐えれるくらいの資産がほしいです。

また、iDeCoには、所得税の控除があり、節税面でも魅力があります。
上手に利用すれば、資産形成の強い味方になってくれるのが、間違いない存在だと思います。



■ 生活費を配当金投資で補おう!

僕は、iDeCoなどによる資産形成に加えて、配当金投資による配当金を、老後の収入におススメしたいです。
配当金だけで生活するには、億単位のお金が必要です。
でも、年金プラスアルファの収入にするには、ちょっと投資を頑張れば十分に可能だと思います。

たとえば、月5万円ずつ高配当株・配当利回り3.5%に投資したとします。
そうすれば、30年間で資産約3千200万円、1年間の配当金は約112万円にも達します。
配当金は、一時的な利益ではなく、安定して毎年貰えるのも魅力です。

実際に年金を貰う時になって、受給額の少なさに驚いては、もはや後の祭りにしかなりません。
まだ、若い、早い段階から、老後の備えを始めるのが重要です。

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