前場の日経平均は大幅続落。NY株やドル円の軟勢、ブレグジットを巡る英議会の混乱などを嫌気して売り先行でスタートすると、21,000円割れ水準では先物での買い戻しが下支えに。東証主力株は外需系や素材エネルギーセクターを中心にほぼ全面安。中小型株もリスク回避ムードが優勢となる中、6335 東京機械、1435 TATERU、7919 野崎印刷、3906 ALBERT、4588 オンコリス、7671 AMIDA、3710 ジョルダンなどに局所的に資金が流入。

□ 午後の展望 : 売り優勢も底堅く
外部環境の悪化や低調な商いが示す市場マインドの軟化がネックとなる売り優勢の展開が本線。ファストリ(9983)、ファナック(6954)、ソフトバンク(9984)が日経値下がり寄与度上位(1,4,5位)に並んでいる事から先物での仕掛け売りの側面も強いため、21,000円以下では買い戻しが下支えとなる底堅い推移が想定されます。

■ 午後の戦略 : 続・下方オーバーシュートを買う!

米債券市場を中心とする下方オーバーシュートの継続には手仕舞い条件の徹底でケアしつつ、その少なからぬ反動 +  4,5月高のアノマリーを念頭に好トレンド中小型から的を絞った強気スタンスを継続していきたいところ。

★4385 メルカリ : LINEとの提携を好感して逆行高。前場の地合い悪化によるロスカット分の補填としての利確も得策ですが、主眼は「4,000円トライを視野に入れた押し目買い直し」において臨んでください。

☆ 本日からのスポット銘柄!
前場の想定以上の地合い悪化により買い平均値を低く抑えられましたので、引き続き現値は強気で!
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【ウォッチ銘柄】
△ 2395 新日本科学
勘助氏注力中。昨日の急動意後、地合い悪化を利用した上下により、株価統制の手練れ具合が見受けられます。仕手株ファンは継続注視。GS氏のBEENOS(3328)も派手さはありませんがしっかりと。

では 午後もよろしくお願いします。