中期で考える投資素人の注目銘柄です。
私みたいな投資素人や初心者の方は何かの参考にしていただければと思います。
今回、おすすめする銘柄は鳥貴族(3193)です。
鳥貴族と言えば、全品298円均一の焼き鳥居酒屋ですね。
昨年は前年比をずっと割っており、当面は厳しい状況でもあります。
なぜ注目してるのかを私なりの分析をします。
３月に年安を更新したばかり
鳥貴族の株価は直近に年安値を更新したばかりなのです。
そこから日足を見ると、じわじわ上がっています。
年安値の1478円から買いがどんどん入って1700円台まで回復しましたね。
とはいえ、一昨年には4000円近くまで高騰しました。
今はそれから考えると半値以下という安い株価で推移しています。
あの時に比べるとかなりの安値ですよね。
また、居酒屋系列はこのあたりの株価で推移するケースが多いので、
リスクも少ないのではというところです。
ワタミが1600円台、SFPが1800円台で推移しています。
他の居酒屋系列に比べると店舗自体もかなり集客しているので、
このあたりよりもワンランク上までいってもおかしくないのではないでしょうか。
株主優待投資もあり
私がよくやっている株主優待を使った投資法。
株主優待投資法とは？
この観点からも魅力だと思います。
鳥貴族の株主優待確定月は７月となります。
100株で1000円分、300株で3000円分の優待券を貰えます。
たった1000円分では寂しいので3000円分欲しいところでもありますね。
今の株価でしたら300株は手を出しやすいところでしょう。
昨年の年始くらいの株価4000円付近ではさすがに300株を買うのは抵抗がありました。
しかし、今の株価で300株であれば手を出しやすいところ。
そういう意味でも今くらいの株価であれば買いが入りやすいのではないでしょうか。
また、株主優待の３か月前が買い時になることが多いのも好材料。
７月の株主優待を考えると４月くらいに仕込んでおくのがベストかと思います。
そうなると、３月末である現在はけっこういい時期でしょう。
もう少し下がることも考えられるが、
今日のこの相場の中でもプラスで推移しているだけに一歩早く買うのも良いかもしれませんね。
長期では魅力的なチャート
続いて、長期的なところを考えて、週足と月足を見てみたい。
週足を見ると、見事に下降トレンド。
押し目のあとに上がったところをさらに下げているのが続いていますね。
しかし、1500円を割った直近からの転換の可能性がだいぶ高いように思うのです。
短期平均線を下回り続けていますが、ようやく平均線上に乗りました。
ここから中期平均線に乗るか、さらに下値を付けるかというところでしょう。
月足を見ると、この３月が底値付近になるかどうかというところ。
これを割るようだと上場したての時くらいの株価になるので、
そこまでは下がらないのではと感じてる次第です。
前年比割れはこれ以上は続かないか
続いては売上の方を分析します。
鳥貴族はしばらく前年比を割っています。
ここまで割っていくと、前年を上回ってきやすくなりますよね。
鳥貴族が一気に売上を下げたのは298円に値上げしてからです。
あれから１年以上が経過しました。
全商品が値上げというのは非常に高くなった感じがあり、
私も鳥貴族に行かなくなりました。
しかし、ここ最近は値上げするものが増えてきました。
相対的に考えると戻ってくるのではというところです。
なんだかんだで他の居酒屋のほうが割高なのではという風に思う顧客も多いのではないでしょうか。
１年くらいで顧客が戻ってくるというのはよくあることですよね。
直近のキャンペーンが神レベル
実は大きな理由がひとつあります。
それは現在、開催されている特別・晩餐会というキャンペーンです。
これは飲み放題のサービスなのですが、なんと一人からでも利用できるのです。
２時間で４杯飲めば元が取れるともあり、多くの人が注文していることでしょう。
鳥貴族はメガハイボールや金麦などの大ジョッキがあるため、
安く飲みたい人は２杯くらいに抑えてしまうため、客単価が非常に悪くなっているようです。
そのため、今回のようなキャンペーンを実施しているのですが、
これがけっこうウケがよく当たりなのではないかというところです。
私が訪れた店でも店内は満席で大盛況でした。
飲み放題効果でつまみの注文が増えて売上がアップすれば狙い通りでしょう。
また、今年は５月のゴールデンウィークでは10連休もあります。
外食などのサービス業はこの連休効果で売上が取りやすくなるでしょう。
こういった視点から考えて中期目線では買いなのではと見ています。
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