MT5を使った過去データ拡張の仕方(FXDDヒストリカルデータ利用)

いまFXの過去検証企画を開催していますが、
参加者の岡本さんからとてもためになる情報を
寄せていただきました。

「過去検証に取り組む際にMT5を使うと
 MT4に比べて期間が飛ぶこともほぼないし便利ですよ」
とのことです。

岡本さん、情報ありがとうございます!

実際に僕も取り組んでみたのですが、
「これはすごい!」の一言でした。笑

無料で拡張できる方法としては
これを超えるやり方は無いと思います。

いまMT4で過去検証している方はぜひ取り組んでみてください。
僕も今後はMT5で検証しようと思いました。


拡張するまでの具体的手順は解説動画を作りましたので
参考にしてください。

■MT5で過去データを拡張する方法(11分)


■具体的な手順はこちら

1.MT5を起動させる
2.「表示」→「銘柄」→「仕様タブ」→「Forex」
  →拡張したい通貨ペアを選択
  →「カスタム銘柄を作成する」ボタンを押す
3.カスタムしたい通貨ペアの名前を変える ex.)GBPUSD-hst
  →YESを押して保存する
4.「チャートバー」タブを押す
  →拡張したいカスタム通貨ペアを選ぶ
  →「バーをインポートする」をクリックする
  →拡張したい通貨ペアを選択する
  →インポートデータが表示されるのでYesボタンを押して閉じる
  →インポートデータが表示されるのでOKボタンを押して閉じる
  (ここまでデータはインポート完了している)
5.「表示」→「銘柄」→「仕様タブ」→「Forex」
  →拡張したい通貨ペアを選択
  →「銘柄を表示する」ボタンを押す(歯車の色が変わる)
6.「ファイル」→「新規チャート」→「Custom」
  →作成したカスタムチャートを選択
  →2005年くらいまではデータが遡れる

■MT5ダウンロードはこちらから MetaQuotes社

■FXDDヒストリカルデータダウンロードはこちらから



↓岡本さんからいただいたメールはこちら

—————————————————————-

津田さん
お世話になります、岡本です。

過去チャートについて
過去データのインポート時にMT4で問題が起こり、
解決したので同様の問題が起こっている方の参考になればと
共有いたします。

MT4にFXDDやFXTFからダウンロードした
過去チャートデータを入れて、
オフラインチャートを表示させようとすると
MT4がフリーズしてしまう現象が起こりました。

過去にダウンロードした際は問題なく表示できたのですが、
以前より過去チャートが溜まりデータ量が多くなったためか
他社のMT4で試してみても同様に動かなくなります。

調べてみると、データ量が多くなるとMT4重くなったり、
フリーズしたりするようなので
過去チャートのローソク足表示数を減らしてみると
フリーズせず表示できました。

ただこれだと過去までさかのぼれません。。

なんとか別の方法を探してMT5で試してみると
問題なく動いてくれました。

有料でしたがAuto Hot Keyのような
ショートカットキーが使えるツールもあったので
MT4と変わらず快適に過去検証できています。

またMT4だとオフラインチャートは
1枚のチャートに1つの時間足しか表示できず
少し不便でしたが、
MT5のオフラインチャートは1枚のチャートで
1分足から月足までリアルチャートと同じように
切り替えができるので便利でした。

ご参考までにショートカットキーのツールは
こちらを購入しました。

トレンドラインや水平線など
津田さんの企画で使用頻度の高いライン等は揃えられているので
問題なく検証できています。

—————————————————————-
↑ここまで

岡本さん、情報ありがとうございました!

みなさんもデータを拡張して
ガンガン検証していきましょう!

参考になれば幸いです。

PS.
集合知の力で情報を共有すると
圧倒的スピードで成長できるので本当に楽ですね。笑

一人で検証に取り組んでいたら
永遠にたどり着けない情報かもしれません。


PPS.
お使いのパソコンによってはMetaQuotes社から
MT5をダウンロードした時点で
バーを表示できる数が決まっていることがあるそうです。
(僕のPCでは最初からUnlimitedとなっていました)

その場合、
「ツール」→「オプション」→「チャート」タブ
にある「チャートの最大バー数」をUnlimitedへ
手動変更することで過去データを遡れるようになります。