前場の日経平均は手掛かり材料難の中で小安く寄り付くと、21,600円台前半では10日線(21,639円)を意識した押し目買いや「ムニューシン米財務長官が、米中両国が交渉中の貿易合意条件を双方が確実に順守するための方策として執行機関を開設することで一致したことを明らかにした」との報道が下支えに。

東証主力株は米長期金利の低下を嫌気して金融株が売られた他は高安マチマチ。中小型株は 4588 オンコリス、4575 キャンバス、6255 NPC、7581 サイゼリアなどが買われたものの、総じて様子見色の強い流れ。

なお、臨時EU首脳会議における「10月末までの英国のEU離脱延期の合意」報道がマーケットに与えた影響は軽微なものに留まっていますが、一時的なリスク要因の解消(潜在的な下支え効果)として念頭に。

16
EU首脳会議に出席する英国のメイ首相ら=ロイター

□ 午後の展望 : 模様眺め継続
膠着している外部環境なりの方向感の乏しい流れが本線。想定レンジは21,550〜21,700円台半ば。

■ 午後の戦略 : 続・突発安をケアしながら押し目買い!
今週の最重要イベントであったFOMC議事録と臨時EU首脳会議は無難に通過していますので、「21,500円付近までの買い下がり、上昇時の売り注意」の基本スタンスを継続しながら、テクニカルやファンダ面主導の突発的な下振れに警戒すべく「手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の縮小」を進めていってください。

☆★Sラボ銘柄も従来戦略を踏襲。☆ 6777 santecに関してはボラが大きいために細かい売買はお任せせざるをえませんが、「2,●00円トライ目標」を念頭に上昇時の売りすぎにはご注意ください。
   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 午後もよろしくお願いします。