本日の日経平均は続伸。前日のNY株に動意は乏しかったものの、米長期金利高に呼応して111.80付近まで上昇したドル円、前日の決算が灰汁抜け期待を高めたファストリ(9983)、自社が筆頭株主の米ウーバーの上場申請を材料視したソフトバンク(9984)など指数寄与度の高い銘柄が買われた事で終日堅調に推移。

その他の東証主力株は 6366 千代健、6752 パナソニック、6101 ツガミの騰勢が目立った一方、全般的には売りが優勢に。中小型株は 1448 スペースバリュー、2157 コシダカ、6323 ローツェ、6058 ベクトル、6048 デザインワン、6093 エスクローAJ、4397 チームスピリットなどに短期資金が流入。新興主役クラスの一部には急速な現金化売りも。

日経平均 21,850円 +149、Topix 1,605 −1
225先物(6月限)21,860円、ドル円 111.76円/ドル
NYダウ先物 26,184ドル +51

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■ 後記 : 週初の展望にて、
FRBの低金利政策の長期化を背景とする世界的な金融資本のプラスのリスク志向、米マクロ経済の見直し買い余地や米中貿易協議への期待に加えて、「買わざるリスク、持たざるリスク」を追い風とする堅調地合いと見通した日経平均は、底堅く上値も重い持ち合いで経過。

来週も本格化する米企業決算、米中マクロ指標などのファンダ面に神経質な展開ながら、月末からの10連休も視野に物色ムードが低迷した個別全般に関しては「日経高にも過敏な反応」が期待されます。

☆★Sラボ銘柄に関しては中核銘柄の育成と即転狙いを早期に達成すべく 来週は踏み込んで対処していく予定です。
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