来週に2019年初来高値更新来る!?ジブリの呪いを退けドル円は112円台に突入
最終更新日: 2019-4-13
1分でわかるこの記事の内容
ドル円相場は来週ついに年初来高値を更新か?
今週もお疲れさまでした!ドル円相場が112円台で週末を迎えましたね!
今週半ばまでは、米長期金利の低下やリビアの地政学的リスクなどを背景に円高が進んでいました。
しかし10日(水)に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が予想ほどハト派寄りではなかったことをきっかけにドルが買われました!
また昨日12日(金)は、映画「風立ちぬ」が放送されたことによって有名なアノマリー『ジブリの呪い』が懸念されました。
しかしながら全く気にしないで良いほど、ドル円相場には影響がありませんでしたね(´×ω×`)
ドル円相場は、年始のフラッシュクラッシュから徐々に円安ドル高へと動いてきました。
来週に年初来高値の更新はあるのか?今後のドル円相場のシナリオを予想してみます!
現在の円高ドル安要因をおさらい
ドル円相場は、112円台に突入し年初来高値まであと少しと迫っています。
しかし円高要因が全くない訳ではありません。むしろこれまでは円高要因がゴロゴロしていた状態でしたね。
- 米平均時給の鈍化(米3月雇用統計)
- トランプ大統領の利下げ要求示唆
- リビア軍事衝突による地政学的リスク
- 原油価格の急上昇
- IMF(国際通貨基金)の世界経済見通し引き下げ
- アメリカとEUの貿易摩擦懸念
などなど。主となるものだけでもこれだけあります。
中でもリビアの内戦がきっかけで様々なリスクオフ要因が生まれています。
原油価格の上昇もその1つで、産油国であるリビアに混乱が出ているのとともにアメリカが他の産油国であるイランやベネズエラに制裁を強め供給不足に陥る恐れがあるからです。
日本のガソリン価格も急上昇する?
これは他人ごとではなく、日本でも今月末からGWです。10連休を控えてガソリン価格が急上昇する可能性が出てきました。
埼玉だと現在ガソリンが1リットル=135円くらいです。安くても133円ってところでしょうか?みなさんの地域はどうですか?
リビアを含む中東地域の混乱が長引けば、GWに入るころには140円を軽く超えているかもしれませんね(´×ω×`)
『ジブリの呪い』が効かないほどの円安
アノマリーといってもマイナーなものなので、ジブリの呪いについて一度解説します。
- ジブリの呪いとは?:金曜ロードShow!でジブリ作品が放送されると円高ドル安・株安になると言われているアノマリー
アノマリー(英語:Anomaly)とは、根拠・証拠はが明確ではないがある法則や理論から見て異常・または説明できない事象・現象のことを呼びます。
過去にも一度ブログで記事にしたことがあります↓
ジブリの呪いって今も影響するの?
結論から言うと影響は、ほぼないと言っていいでしょう。そもそも根拠がないのがアノマリーです。
過去のデータを見ると2010~2012年までは、約90%の確率で円高となっていたジブリの呪いですが、2013~2016年までは約30%の確率で円高と確率が下がっています。
このアノマリーは2008年ごろから金融業界の一部でささやかていましたが、だんだんと影響度合も少なくなったことから投資家の意識からもだんだんと薄れていったと考えられます。
「ジブリが放送されるから~」という理由よりもその時の時事ニュースや状況に左右される方が大きいです。
ドル円は年初来高値を超えたらどこまで?
昨日11日(金)の円安の動きをテクニカル的に見ても週明け早々に年初来高値を試す機会が来そうです。
現在3月初頭に付けた112円12銭が年初来高値となっています。やっとここまで上がってきたという感じですね。
年初来高値を更新すれば、次に節目である112.50円や年末の株価暴落前12月20日の112.60円あたりが意識されそうですね。
日米貿易協定交渉がどう影響するか
そんなタイミングで来週15日(月)・16日(火)には、日米貿易協定交渉の初会合がワシントンにて行われます。
アメリカは「米国第一」を掲げており「貿易赤字をどうにかして埋めたい!」と日本の自動車へ追加関税を迫ってくると考えられます(´×ω×`)
さらにトランプ大統領は、貿易黒字のため円安を前から嫌う傾向がありますね。
自動車関税25%の行方もさることながら、円安をけん制する発言が飛び出さないかが心配です。
年初来高値を更新しそうな相場で黙っている人ではないですよね( ・`ω・´)キリッ
来週は週明けから値動きに注意!
経済指標の発表に左右されることが多いからか2019年は特に週半ば~後半にかけて、相場が大きく動くように感じます。私も週初めよりも後半にトレードすることが多いですね。
しかし来週は上記を踏まえて、週初めから値動きに警戒しておきましょう!
また来週はアメリカの財務省が年2回(4月・10月)議会に提出している為替報告書の発表があります。
前回2018年10月の発表では、中国の為替操作国認定を見送ったものの貿易摩擦の真っ最中だったため最終警告として市場は受け止めました。
このタイミングで認定はないと思いますが、それを懸念して年初来高値を前に様子見も考えられます。
相場が動きそうな時ほど、何か1つの要因で急変することもあるので週初めから気を引き締めていきましょう!
DMMFXでキャッシュバック中
なんとDMMFXで口座開設した人は、ここでしかもらえない私の特製レポートがゲットできます!
レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡
もちろん口座開設で「もれなく4,000円」のキャッシュバックも継続中ですよ(๑´ω`๑)♡
この記事を読んだ人はこちらも読んでいます
私がメインで使うDMMFX!条件達成でキャッシュバック中(PR)
コメント (2)
-
2. メイ
>Micさん
ありがとうございます! -
1. Mic
芽衣さん、凄い!よくまとまっていると思います!