おはようございます。

昨日のNY株式市場は目立った材料のない中、半年ぶりの高値圏までの上昇による利確売りバイアスを重石に小幅反落。個別では 決算を嫌気されたゴールドマンサックスがNYダウを53ドル押し下げた他、米大手空港会社が墜落事故を起こした新型旅客機「737MAX」を初夏まで運航停止とする見通しと伝わったボーイングが指数の足枷に。一方、国民皆保険制度への警戒感から売られていたユナイテッドヘルス、J&Jなどヘルスケア関連、動画配信サービスへの期待が続いたウォルトディズニー、タイガーウッズのマスターズ制覇を好感されてナイキなどが相場を下支える格好に。ナスダックはエヌビディア、AMD、AMATなどハイテク・半導体関連が売られて反落。過去最高値水準のSOX(フィラデルフィア半導体株)指数も小幅安で取引を終了。

NYダウ 26,384ドル −27、ナスダック 7,976 −8
米10年債  2.557% −0.002、NY原油 63.27 −0.49
為替 112.04円/ドル、日経先物(6月限) 22,140円 −40

big (22)

□ 本日の展望 : 利確売り優勢 ± 先物需給
直近3日で約500円の上昇や月末からの10連休、日米貿易協定交渉を意識した利確売り優位の展開がメイン。22,000円付近ではドル円の騰勢や「持たざるリスク」が下支えに。想定レンジは22,000〜22,200円台後半。先物での売り方の買い戻しバイアスは依然高水準との見方から、上海株やドル円など外部環境次第では先物主導で22,300円を超えてくるシーンも楽観シナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 :  買い直しは慌てず、広めレンジで待つ!
NY市場は先月下旬からの「長期債利回りの下方オーバーシュートの反動」による債券売り・株式買いトレンドを維持。よって、本日も押し目買い・上昇時の売りすぎ注意による大局強気スタンスを継続。

一方、お伝えしてきた経緯から月内の日経平均は22,300〜22,500円を天井圏とみるのが妥当のため、現値(22,100円台)では一定の余力維持を計りながら、21,700円付近までの広めエリアを買い下がっていきたいところ。※ 個別株需給の「日経ーアルファ」に警戒すべく、手仕舞い条件の徹底もそのまま。

☆ 6777 santec、★ 5706 三井金属など★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。
   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

本日からはsantecの後継を意識した☆ 新スポット銘柄の仕込みを開始!

『 環境に応じた定石の使い分け! 』

では 本日もよろしくお願いします。