2019年4月15日(月)からの週間FX収支は-20,500円!ドル円相場は年初来高値を更新するも…上値が重い
最終更新日: 2019-4-21
1分でわかるこの記事の内容
ドル円相場は年初来高値を更新するも…
もう来週末からゴールデンウィークですね!みなさんの予定はどうですか?
GWのトレードについてアンケートした結果↓
今年は10連休になる企業も多く、旅行予定は例年の4倍との情報も出ています。
そんな話を聞くと逆に「家にいたい」と思ってしまうのは、私だけではないはず( ・`ω・´)キリッ
私は友達と近くに出かけたり、親戚のところへ行く予定があるくらいで特に大きな旅行は計画していません。
4月17日(水)に年初来高値を更新
さてドル円相場は、今週年初来高値を更新しました!
しかしその後は上値が重く、111円後半で停滞している形ですね。動きが乏しかったので、正直トレードしづらかったかと思います。
では今週のドル円相場のおさらいと来週またドル円は高値を更新できるのか?について解説します。
日米貿易交渉が円高の懸念材料に
4月15日(月)からワシントンで日米貿易交渉が開かれました。
アメリカはTPP(環太平洋連携協定)を抜けていますね。そのため2か国間の貿易交渉が開かれています。
でも「何のために?」と思う人もいると思うので、各々の思惑を解りやすくしていみました。
日米各々の思惑を解りやすく解説
日本側の思惑 | アメリカ側の思惑 |
---|---|
・日本車への追加関税は避けたい ・TPP以上の要求は飲めない ・アメリカへの輸出量は減らしたくない ・鉄鋼・アルミニウムに対する関税を撤廃したい |
・貿易赤字を減らしたい ・そのために自動車関税25%を課したい ・できるだけ早く交渉を進めたい ・来年の大統領選を前に決裂も避けたい |
ざっくりですが、日米でこんなことを考えています。見ればわかる通り、各々の思惑は交わっていないです。
参加した茂木経済再生担当相とライトハイザー米通商代表で、共通する思惑があるとすれば「トランプ大統領に騒いでほしくない」という点のみです。
自動車関税はトランプ大統領の執念
実はこの日米貿易交渉は、元々1月に予定されていました。しかし米議会の閉鎖などによって延期され、やっと開催となりましたね。
3か月もの間先延ばしされた理由は日程の調整もありますが、ライトハウザー代表の中で日本の優先順位が低いからだと考えられます。
正直これまでは中国との交渉に全力を注いでいたため「日本どころではなかった」というのが本音です。
日本としては「自動車関税の話をこじらせたくないからトランプ大統領に騒いでほしくない」、アメリカとしては「対中や他国との交渉を進めたいから大統領に大人しくしていてもらいたい」といったところですね( ・`ω・´)キリッ
4月27日(土)に日米首脳会談が開催!3か月連続で
しかしそんなうまくいく訳がありません。日本時間の4月27日(土)にアメリカで日米首脳会談が開催されることが決定しました。
来月5月はトランプ大統領が国賓として来日し、その際にも首脳会談が開かれます。
さらに6月にもG20に出席するために来日し、なんと3か月連続で日米首脳会談が行われます。
ガッチガチにトランプ大統領は、日本をロックしている状態ですね(´×ω×`)
今月末から3か月に渡って、安倍首相はトランプ大統領に迫られます。円高リスクが高まるかもしれません。
来週のドル円高値更新はあるのか?
今週のドル円相場は一時的にですが、高値を更新する場面がありました。来週はチャンスがあるのでしょうか?
週末の値段は、111.90円台と先週とほぼ同じ推移できていますね。
今週と同じような相場になりそう
来週は材料が少ないので、今週後半と同じような動きになりそうです。
111円後半をいったりきたり、時には112円が抜けそうな場面があるかもしれませんが、新しい材料がないと高値更新は難しそうです。
チャンスがあるとすれば、米経済指標ですね。
来週は25日(木)に米3月耐久財受注(速報値)の発表、26日(金)に米1~3月期国内総生産(GDP)速報値の発表が控えています。
米経済は全体的に見れば順調にきていますが、製造業やサービス行などの経済指標は少し弱いです。
どちらも週後半ですが、市場予想を上回れば高値更新チャンスになります。特に製造業の数字が良ければ、大きく動きそうですね( ・`ω・´)キリッ
逆に週中まではトレードチャンスに恵まれない展開が続くかもしれないので、その間はじっと耐えてチャンスを伺いましょう!
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2019年4月15日(月)~4月19日(金)のFX収支
先週の底値と今週抜けてきた高値をフィボナッチでみています。
18日の売りは、完全に見誤りましたね。フィボナッチ23.6%のラインをダマシできりましたが、その後ガッツリ戻っています。ちょっと待ちきれずに欲が出ていたと思います。
こう見るとまだ買い圧もあり、買いと売りが拮抗しているのがわかりますね。来週もまだ高値を掴むチャンスがくるかもしれません。