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仮想通貨プラットフォームのバックトがビットコイン先物を開始するためにニューヨーク州か同州で仮想通貨事業を行うためのビットライセンス獲得を検討している。ブルームバーグが18日に報じた。バックトのビットコイン先物に対する市場関係者の期待は大きいが、規制機関との協議が長引いており、なかなか開始されない状況が続いている。

ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が運営するバックト。規制当局の懸念を払拭するために、ニューヨーク州からのビットライセンス取得を目指しているという。

バックトが計画しているのは、現物受け渡しのビットコイン先物。現物受け渡しは、投資家が先物の指定受渡日に現物、つまりビットコインを受け取る金融商品であり、現金で受け取るシカゴオプション取引所(CBOE)と米シカゴ先物市場(CME)のビットコイン先物とは異なる。

この仕組みに対して、CFTC(米商品先物取引委員会)が仮想通貨の保管方法に対して懸念しており、先物の開始が遅れていると報じられた。もしビットライセンスを獲得すれば、顧客の仮想通貨に対するカストディ(資産管理)を実現できる可能性がある。

バックトは、昨年末ビットコイン先物の開始日について「今年の初めに発表する」としていた

バックトのビットコイン先物について市場関係者からの期待は大きく、「機関投資家を呼び込む上でビットコインETFより大きなニュース」という見方も出ている。  

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/bloomberg-institutional-crypto-trading-platform-bakkt-may-seek-new-york-bitlicense 

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