本日の日経平均は3日続伸。手掛かり材料難の中、ドル円の軟化を受けた先物売り主導で10時過ぎに22,119円(−97)まで下落すると、引けにかけては22,200円を挟んだ持ち合いに移行。10連休や企業決算の本格化を前に極端に動意に欠き、東証1部の売買代金は1.9兆円、出来高は9.9億株止まりに。

東証主力株は高安マチマチ。9983 ファストリが1銘柄で日経平均を50円強押し下げた他、6506 安川電機、6101 ツガミなど機械セクターが軟調。中小型株は 4588 オンコリスバイオ、4397 チームスピリット、3479 TKP、7746 岡本硝子、4814 ネクストウェア、4287 ジャストプランニングなどに短期資金が流入。

日経平均 22,259円 +41、Topix 1,622 +4
225先物(6月限)22,240円、ドル円 111.91円/ドル
NYダウ先物 26,531ドル +18

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△▼ 6594 日本電産
19年3月期経常益は従来予想なりに着地。今期予想は前期比+22.3%、1700億円の好内容。野村H証券は目標株価を16,400円から17,800円に上方修正。売買対象としてではなく、直近調整色を強めていたハイテク・機械セクター全般の持ち直しのきっかけとなるか否かに注目。

△ 4548 生化学
19年3月期経常益予想を2.25億円から2.8億円に上方修正。現在の1,100円台は売られすぎ感が強いと判断していますが、今回の件をきっかけとするトレンド陽転は懐疑的。吹き値売り要員で注目。

好トレンド片道信用の上方修正銘柄、医学生物学研究所(4557)は割り切り買いでケア。上方修正+増配組では 細谷化工(4274)、奥村組(1833)、北越メタル(5446)などに注目。

☆ 6777 santec 
4/8 1,850円 → 4/17 2,162円 +312 16.8%上昇
2月に買い材料視された5G関連向け光モニターの需要トレンドは引き続き堅調。米中協議の進展による米設備投資機運の復活、SOX・フィラデルフィア半導体株指数の騰勢も潜在的な追い風。10連休中の地合いの更なる改善に際しては米半導体・機械セクターがけん引役となるはずです。※ 太陽誘電(6976)も概ね同様。

先週2,100円台までの上昇過程での5割+アルファの利確 → 本日1,950円までの調整過程での買い直し完了後、明日も〜(略)〜により従来シナリオを継続!

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□ 後記 : 明日の日本市場は、本日同様に10連休を意識したポジション整理、ドル円の112円の上値抵抗などがネックとなる上値の重い展開がメイン。楽観シナリオとしては、実質6月度入りによる「売りバイアスの軽減」と外部環境の良化が重複した場合の22,400円超えを念頭に。

      (会員サークルより)

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では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!