本日の日経平均は反落。SP500とナスダックが過去最高値を更新したNY市場の流れを引き継いで取引開始直後に22,362円(+103)まで上昇したものの、週末からの10連休や企業決算、ドル円の112円の壁、上海総合指数の下落などを意識した売りに押されて 後場寄り早々に22,125円(−134)まで軟化。引けにかけてはテクニカル要因(10日線:22,121円)が下支えとなって下げ幅を縮小。

東証主力株は225採用銘柄の前日比プラスが34銘柄にとどまったように売り優勢で推移。中小型株は 4429 リックソフト、6177 AppBank、4657 環境管理センター、4316 ビーマップ、4708 りらいあ、5204 石塚硝子などに短期資金が流入。

日経平均 22,200円 −59、Topix 1,612 −10
225先物(6月限)22,170円、ドル円 111.75円/ドル
NYダウ先物 26,622ドル −16

big (3)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
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第1Q営業益は赤字に転落。

△ 4847 インテリジェントウェイブ
トレンドマイクロ(4704)とともにサイバーセキュリティ関連として動意。トレンド性の乏しい一過性の資金流入に要注意。

△ 2491 Vコマース
12月通期経常益予想を41億円から43.3億円に上方修正。チャート上のしこり感は少なく、一定の流動性を有するため即転狙いで注目。

△ 3687 フィックスターズ
9月通期経常益予想を5.6億円から6.76億円に上方修正。〜(略)〜。弱テクニカルの東邦HD(8129)、薄商いの日本電技(1723)、大興電子通信(8023)はノータッチが賢明。

☆  7718 スター精密 
3/28 ≒ 1,660円 → 4/18 1,893円 +233 14.0%上昇
会員サークルでは低めの流動性に警戒すべく、一旦は本日中の利確優先で対応。連休中の「設備投資関連の見直し機運の高まり」期待を踏まえれば、安値圏から取り組んでいただいている方は一部ホールドも妙手。

■ 後記 : 連休明けの日経平均は従来通り「22,000円台前半での再開」がメインシナリオ。ただし、想定よりも前倒しとなった昨日のS&P500の最高値更新による「連休中のNY株調整トレンド入り」リスクには要注意。すなわち、連休明けの日経23,000円トライ期待( ≒ 売りすぎリスク)が低下した一方、21,500円水準までの下押し・売りそびれリスクはやや高まったと判断しています。
    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!