前場の日経平均は反発。NY株安を受けて小安く寄り付くと、112円台で騰勢を維持しているドル円が先物での買い戻しを誘発し、22,200円台でしっかりと推移。東証主力株は決算なりに上下している銘柄の他は、6723 ルネサス、3436 SUMCO、6857 アドバンテストなど半導体関連が堅調。

東証主力株は 2491 Vコマース、6436 アマノ、2884 ヨシムラフード、6747 KI、4592 サンバイオ、3634 ソケッツ、4557 医学生物学研究所、8186 大塚家具などに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 持ち合い ± ドル円&上海株
22,100円台半ばから22,300円台前半のレンジでの持ち合い継続が本線。日銀会合に関しては無風通過が本線となりますが、テクニカルの煮詰まり感が高まっているドル円の乱高下のきっかけとなるシーンに要注意。同様に 4日連続の10日線割れにより調整色を強めつつある上海総合指数なりの下押しもケア。

big (3)

■ 午後の戦略 : 続・連休シフトを丹念に!
10連休明けは22,000円台前半での再開が本線となりますが、乱高下シナリオに関しては「想定よりも早まったNY上値追い」がネックとなり、23,000円トライ期待を22,000円割れリスクが上回りつつあると判断しています。また、連休明け直後の個別株需給に関しては、日経上振れなら一時的な全面高、22,000円台スタートなら好トレンド銘柄のみ堅調、22,000円割れスタートなら全面安が警戒されます。

よって、弱テクニカル銘柄やストレス玉は大胆に手仕舞い、余力を高めて連休明けからの攻勢に備えてください。好トレンド銘柄は押し目買い上昇時の売りすぎ注意を継続。★☆Sラボ銘柄も手仕舞い条件を厳しめに設定した従来戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】
△ 6184 鎌倉新書、3677 システム情報
旧Sラボ銘柄では両銘柄の持ち直しが顕著に。現状で連休前に参戦するほどの材料に乏しいため、打診買い → 連休明けの順張り要員として注目。新光電工(6967)は利確をこなしながら丹念に。

では 午後もよろしくお願いします。