こんにちは、Kotaです。
1日の中で何度も取引する手法「スキャルピング」。
人気の高い手法です。しかし、特性を理解していないと結果は出ません。
小さな取引を繰り返すスキャルピングは人気も高いですが、難易度も高い手法です。
FXのスキャルピングについて解説します
FXビギナーはスワップを狙いに行く
FXには色々なトレード方式があります。
スキャルピング、スイングトレード、デイトレード等。
そして、FXの初心者の方は、ポジションをそれなりの保持することができるデイトレードやスイングトレードを好む傾向にあります。
スイングトレードの場合は、「持っているクロス円の為替レートがダウンしない」だけでも、スワップ金利を毎日獲得することが可能なので、あまり損をせずにどんどん利益を出していける場合があります。
ですから、FXの初心者の方は「想像以上に楽に稼げて驚く」という状態になるかもしれません。
しかし、FXを行うのであればリスクヘッジをしないと、大損をしてしまう恐れがあります。
ストップ設定（注文）の重要性
FXでは前触れなく大暴落が発生する場合があります
東日本大震災（平成23年3月11日）のあと、FX相場は日本円が激しく上昇して、それ以外の通貨が酷く暴落しました（円高）。
このタイミングでスイングトレードをしていた人の中には、いきなりFX資金のほとんどを溶かしてしまった方が少なくありません。
（ストップ設定をしていなかったということですね）
※ストップ設定とは、「ストップ注文」や「逆指値注文」とも呼ばれ、エントリーしたレートよりも不利な決済ポイントを先に入力しておく設定です。損切することで、負けを受け入れるFXで勝つ人はリスク管理に必ず行う設定です。
FX相場は突然激しく変化することがあります。そのため、保持しているポジションには絶対にストップ設定をかけておいてください。
デイトレードやスイングトレードにおいて、ストップ設定を忘れていると、
前触れなく「途方もないレベルの大損」をしてしまう恐れがあります。
スキャルピングで今の為替レートの関わりは少ない
「今の為替レート」がスキャルピングにはほぼ関係ない
「為替レートが関係ないなんてことはあり得ないのでは?」と感じるかもしれませんが、
「テクニカルの変動から売買ポイントを探る」のがスキャルピングですから、為替レートはほとんど関係ありません。
また「新しい注文→決済注文」までのトレード時間もスキャルピングの場合はわずかですので、為替レートは本当にほぼ関係してこないんです。
しかし、デイトレードやスイングトレードに関しては、スマートフォンなどで常時「今の為替レートの水準は……」と注意を払っておかなければなりません。30～60分置きに見なければなりませんし、特にスイングトレードに関しては深夜でも確認しなければならない場合があります。
また、「為替レートを激しく左右させる高官のコメントや大きな報道がないか」にも目を光らせなければならないので、ストレスが溜まり過ぎてメンタル的な問題でFXをやめたくなってしまう恐れもあります。
それでも短期的には稼げるかもしれませんが、長期的にFXで稼ぎたいのであれば、あまりストレスを蓄積させるわけにはいきませんよね。
しかし、スキャルピングの場合は為替レートはチェックしなくて大丈夫です。夜はぐっすり眠ることができますし、仕事中にこそこそとスマートフォンで為替を見ることもなくなります。
ポジションを持ったまま寝ることは、精神的に良くないもので、次の日のレートチェックを起きてすぐにしてしまいがちです。それで、すごい含み損を抱えていれば最悪の目覚めです。
そういう事から睡眠も浅くなり、体力的にも負担がかかってしまいます。
もしもデイトレードやスイングトレードで精神的に追い詰められているのであれば、スキャルピングに変えてみてはいかがでしょうか。
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