【天皇賞・春】結論
ゆったりペースの菊花賞と追走スピードの速い天皇賞。
例年苦しむ菊花賞馬の好走要因を阻むのはやはり時計に対する適性であり、良馬場高速時計への対応力が最も問われる。
天皇賞春2019予想


阪神大賞典がイマイチリンクしないのも時計のリンクが微妙に合わないのも原因の一つ。
追走時計の遅いレースと天皇賞との関係性がはっきりと出ているだけに、そこを紐解きながら予想を展開したい。
『結論◎フィエールマン』
菊花賞馬フィエールマンの出番と見た。
キャリア3戦で菊花賞を制した同馬だが、前走はシャケトラに接戦の末2着。
上がり最速で駆け上がったその内容は決して悲観するものではなく、菊花賞を制した実力を改めて感じさせた。
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AJCCでは自身追走37秒台を記録。
オーバーペースで走った阪神大賞典、差し馬が38秒台~39秒台の日経賞と比較すれば、非常に理想的なレースラップを構成したのがこのAJCC。
37秒台からの追走時計から34秒台の差し比べ。
フィエールマンにとって前走比較で言えばギャップのあるレースだったはずだが、それでも2着を確保するのは流石。自身58秒台で駆け上がってきたその時計から負けて強しの印象を抱かせた。
フィエールマンデータ


例年、好走組も凡走組も天皇賞へと直結する産経大阪杯組は今年不在。
距離が違うこの2レースがリンクしあうのが、追走時計が酷似している点からと推測。
狙いの大阪杯組が不在とあらば、それに近い追走時計で走った馬を狙うのが本道と見た。

大阪杯が36秒台で推移してくるのに対して、天皇賞もその程度の流れ。
今年、それに近い数字をたたき出したのがAJCC。
レースラップ36.7-34.6で、フィエールマン自身37.5-34の流れで差してきた。
他馬との違いを時計で明確に出せるレースラップと展開とあらば、天皇賞も同様にキレると仮説を立てた。
例年遅い時計と速い時計とのギャップに苦しむ菊花賞馬と比較しても、今年のフィエールマンであればギャップもなく対応できると考える。
加えて前哨戦の内容から、中距離のレースラップを経て参戦できる強みがこの馬にはある。
フィエールマン天皇賞2019


今年の日経賞を走ったエタリオウは自身38.5-35.6という平凡な内容で2着に終わった。
図抜けた上がりを記録したわけでも速い追走時計を記録したわけでもなく、決して評価できる前哨戦ではなかったはず。強みである中長距離での後半58秒台の末脚も、前哨戦での不調から評価を落とさざるを得ない。
エタリオウデータ


速い追走時計を記録し本番に合致する競馬を展開したフィエールマンと、あまり内容のなかった前哨戦を経験したエタリオウでは恐らく明暗分かれる結果となると予想。

菊花賞馬フィエールマンが激走見せる。
平成最後の天皇賞で菊花賞馬フィエールマンが主役を張ると予想した。

前走長丁場ながら33秒台の末脚使ったユーキャンスマイル。
前年3着で本番見据えた仕上げを見せるクリンチャーが本線。

『最終結論』
◎フィエールマン
○エタリオウ
▲ユーキャンスマイル
△クリンチャー
△グローリーヴェイズ
△パフォーマプロミス
△チェスナットコート


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