2019年4月29日週のFX収支は+118,500円!ドル円相場はまさにGWの波乱相場だった
最終更新日: 2019-5-5
1分でわかるこの記事の内容
- ドル円相場はイベントが集中して波乱の展開に
- FOMC声明で心配されていた利下げ懸念が払しょく
- 米4月雇用統計も市場予想を大きく上回った!けど…
- 来週は令和相場入り!為替相場も下げ止まりか?
- 今週の私のFX収支はこちら!(解説付き)
ドル円相場はイベントが集中して波乱の展開に
ゴールデンウィークもまもなく終わりですね!
家族サービスに疲れたお父さんトレーダー、お休みでいっぱいトレードした方、変わらずいつも通り仕事していた兼業トレーダーさんなど皆さんそれぞれの過ごし方だったと思います(✻´ν`✻)
昨日の記事にも書きましたが、次の3連休は7月までありません。
兼業トレーダーは五月病に注意↓
「今から会社に行くのが憂鬱」という方は、五月病の可能性もあるので注意しましょうね!
さて今週のドル円相場は、「ゴールデンウィークの相場は荒れる」という言葉通り波乱の展開となりました。
FOMC(連邦公開市場委員会)に加えて、5月3日(金)には米4月雇用統計の発表もありました。
ゴールデンウィーク中とはいえ、他にも重要な米経済指標があったのでジェットコースター級の箇所が目立ちます。
ドル円相場は4月24日(水)に年初来高値を更新したばかりですが、円高に風向きが変わりすでに1円も下落しているんですね。
そんなゴールデンウィークのドル円相場を振り返りながら、連休明けの相場がどうなるのか?一緒に考えてみましょう!
FOMC声明で心配されていた利下げ懸念が払しょく
4月30日(火)・5月1日(水)でFOMCが開かれました。
市場の予想通り米政策金利は今回も据え置きでしたが、相次ぐトランプ大統領の批判を受けているFRB(米連邦準備制度理事会)の動向に注目が集まりました。
パウエルFRB議長は利上げ・利下げ両方の偏りを否定
パウエルFRB議長は、FOMC後の記者会見で「金融政策に関して、引き締めと緩和のどちらの方向にも偏っていない」と述べました。
またトランプ大統領の批判に対しても「現時点でのFRB金利政策のスタンスは、適切である」とも発言したことで、利下げの不安がなくなりドルが買われましたね!
利上げ=円安ドル高要因・利下げ=円高ドル安要因ですので、利下げの可能性がなくなれば円安に推移するのがわかると思います。
米4月雇用統計も市場予想を大きく上回った!けど…
また3日(金)に発表された米4月雇用統計も雇用者数が+26.3万人増と市場予想を大きく上回りました。
失業率も49年超ぶりに3.6%まで低下しましたね!結果をまとめてみましょう!
米4月雇用統計の結果:2019年5月3日(金)発表
予想 | 結果 | 前回 | |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数変化 | 19.0万人 | 26.3万人 | 19.6万人 |
失業率 | 3.8% | 3.6% | 3.8% |
平均時給(前月比) | 0.2% | 0.1% | |
平均時給(前年比) | 3.2% | 3.2% |
雇用者数と失業率に関しては、申し分ない伸びです。しかし平均時給がイマイチ伸び悩んでいます。
平均週間労働時間も34.5時間から34.4時間へと縮小し、雇用は増えているけど「一人当たりの時間と賃金が減った」とマイナス要因にとらわれましたね。
先月に引き続いての伸び悩みということもあり、発表時は円安に動いたもののすぐに下落し円高方向に大きく動いています。
今はアメリカにとってもデリケートな時期
「雇用者数が伸びてるから上(円安)じゃないの?」と思った方も多いと思います。
しかし現在のアメリカは、強いアメリカとは言い切れません。2019年の雇用統計も強弱両方を含む内容であったり、米2月雇用統計では大幅に雇用者数を落としていたりとかなりアップダウンを繰り返していることがわかります。
発表される時期やタイミングによって、市場の反応が変わるのがファンダメンタルズ分析の難しいところですよね。
今のアメリカは揺るがない強いアメリカではなく、ちょっと足元がグラついているくらいに思っていてください。
その原因もなにもかも結局はトランプ大統領に繋がる訳なんですが…(´×ω×`)
来週は令和相場入り!為替相場も下げ止まりか?
明日6日まで振替休日でお休みの方が多いと思います!
為替相場はGW中も動いていましたが、株式市場は明日まで休場→7日(火)から動き出します。
GW中に株安材料がなかったこと、令和相場入りという期待感もプラスに働くと考えられます。
懸念されるのは米株の動きですが、雇用統計後もしっかりと戻していたので明日6日(月)に目立った動きがなければ堅調だと思います。
令和相場で日本株が昨年12月3日の高値を更新するような動きとなれば、リスクオフの円買いも落ち着きやっと下げ止まりを見せそうな展開です。
株高円安の典型的な形になれば、111円を割るような動きはしてこないと思います。
しかしながらやはり5月は「Sell in May(セルインメイ)」と言われるほど、株安が懸念される相場です。
連休明けとなる来週は、株式市場にも注意しながらドル円の展開を見極めましょう!
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2019年4月29日(月)~5月3日(金)のFX収支
4月のトレードが10回と少なかったことから5月は積極的にポジションを持ちに行きます!
でもそれが裏目に出たのか今週は、買いポジションで2連敗していますね。
どちらもフィボナッチ・リトレースメントから高値・安値を意識したエントリーでしたが、予想以上にGW中動きもあり損切りももたついていますね。
そして雇用統計後に珍しくエントリーしてみました。
統計発表後は乱高下することが多いので基本入りませんが、今回は一度上昇後大きく下げたので決済ポイントを待つ展開になりましたね。
勝率はトントンですが今月はトレード回数を多く、利益の幅も大きくできたらと思っています!
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コメント (2)
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1. 七国山病院
ご無沙汰しております。
わたくしはスワップ11日分に誘惑され失敗して、失意のまま連休に。何も予定が無く、家を閉めきって引きこもっていたら月曜の朝に窓全開。今年の儲けが飛びました。開けたら閉めるって育ったのに中々埋まらない…厳しい令和のスタートですがメイさんの記事読み直してイチから頑張りま~す。 -
2. メイ
>七国山病院さん
なかなか厳しい令和の始まりですね(´×ω×`)
今日の窓開けは本当に困りましたよね。夜になっても戻らない…私も今日は様子見で1日が終わりそうです。