前場の日経平均は大幅続落。トランプ大統領による対中制裁関税強化を改めて見直す格好で急落したNY市場に追随して 寄り付き早々に21,500円台まで下落すると、前引けにかけても上海総合指数やドル円の軟勢を重石に21,500円台後半で持ち合う展開に。東証主力株は素材エネルギー・機械セクターを中心にほぼ全面安。

中小型株は 3657 イーブック、6741 日本信号、6088 シグマクシス、3823 アクロディア、4441 トビラシステムズ、4657 環境管理センターなどに短期資金が流入。全般的には売り優勢ながら連鎖的投げ売りには至っておらず、昨日同様に日経急落に比べて市場マインドの安定味を示す流れに。

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big (10)

□ 午後の展望 : 弱気優位 ± 外部環境
連休明けからの軟調地合い継続が本線。21,500円台半ばでは押し目買いやNYダウ先物の底堅さが下支えとして期待されるものの、上海総合指数の一段安やドル円の110円割れ(現在110.05近辺)、13:10に予定されているトヨタの決算説明に絡めた見切り売り加速 → 21,500円の攻防にも警戒したいところ。

■ 午後の戦略 : 底打ち確認までは脇を固めて!
米中貿易協議の行方やトランプ大統領の思考が読みにくい以上、値ごろ感主体の強引な勝負はNG。ストレス玉やテクニカル悪化銘柄はポジション縮小(or 小口買い増し)にて余力拡充を計っていってください。

ポジショニングと余力に不安の少ない方は、好トレンド持ち株の押し目買い狙いにて、「足元の調整一巡後」への備えを丹念に。

★ 4344 ソースネクスト : 寄り付き直後511円までの調整局面での一部買い直した後、上昇時の利確は必要最小限にとどめながら、〜(略)〜!

☆ 昨日からの新スポット銘柄 : 地合い悪かつ決算目前中は押し目だけを丁寧に拾っていってください。

【ウォッチ銘柄】
△ 1552 VIX
勘助氏注力中。9,000円までを買い下がった後、本日10,600円台まで躍進。株価急落に対応した当ポジションだけではなく、買い対象の □ 勘流2銘柄も逆行高中。

〇 6955 FDK
現状では底打ち感に乏しいため、900円台半ばまでの下押しも念頭に買い増しの段取りを汲みながら、1,000円台後半まで切り返すなら昨日同様に一部売却を計るスタンスで。

では 午後もよろしくお願いします。