■ 東京市場展望 : レンジ内の乱高下 ± 外部環境!
月初から4日で913円もの下落に対する売り方の買い戻しや安値買い需要の高まり、リスクイベント(米中閣僚級貿易交渉、米国の対中制裁関税の強化)通過による過度の警戒感の緩和、NYダウやドル円の底打ち気配などを背景としたしっかりとした推移が本線。下値メドは均衡表の雲上限21,349円から節目の21,000円。ただし、21,700〜22,000円レンジでは不透明感の強い米中関係の他、米国とイランや北朝鮮関係への警戒感、直近のテクニカル悪化による戻り売りバイアスの高まりなどが重石に。

リスクシナリオとしては、米中摩擦に関する新たな事案、水曜の米中小売売上高の軟化による世界的な景況感の悪化に加えて、日経平均が(今後21,500円付近まで切り下がってくる)5日線に上値抵抗を示すした場合の仕掛け売りなどに起因する21,000円割れに要注意。

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個別株全般に関しては15日にピークアウトする企業決算発表を意識した局所物色に留まるものの、日経平均と異なり4月安値割れを回避したマザーズ指数が「市場マインドの底割れ回避」を示唆しているため、(テクニカル崩壊銘柄を除き)しっかりとした推移が予想されます。

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