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BTCUSDは前回も記述した通り、上昇基調ではあるが現在は警戒ゾーンに突入している。

しかし、現在はビットフィネックスのロングショート比率が過去最大レベルでショートに偏りすぎな水準に来ているために下がればショートの買戻しを燃料に上昇しやすい。

今回も過去のパターンを参考に次の値動きの動向を想定するとしよう。

ここ直近の傾向としては紫のラインでなぞった動きと赤のラインでなぞった現在の値動きが非常に似た動きをしていることがわかる。

あくまで仮説だが、もし前回(紫)と同じような値動きを繰り返すのであれば次の注目ポイントとしては$6119~6158あたりで小さな逆三尊を形成できるかだ。

このまま上昇していき、直近の最高値である$6323を超えた場合、次のターゲットは約$131上昇した$6443~6454近辺と考えられる。前回、高値を超えて上値を抑えられた地点もこの近辺だった。

このポイントは現在bitfinex水準で形成しているチャネルの上限でもある。

また、過去のSMA分析から導き出した200SMAから乖離しすぎの水準でもあるため、仮にここまで上昇した場合、ここから上値を追いかけるのは少し警戒した方良い。(ここまで図1参照)

(図1 過去の値動きから次の値動きを想定1)

あともう一つ考えられる仮説としては、図2に表示されているように、青のラインでなぞった動きと赤のラインでなぞった動きが非常によく似ている点だ。

どちらかと言えば個人的にはこちらの方がしっくりくる。

このパターンと同じような傾向が起こるのであれば$6281近辺まで上昇して上値を抑えられ、$6022~6055近辺まで下落して、またショートを燃料にしつこく上昇してくるパターンも想定しておくべきだろう。(ここまで図2参照)

(図2 過去の値動きから次の値動きを想定2)

いずれにせよ、このパターンからも押し目買いを検討するのは$5888~6015あたりで下値が堅くなるようであれば、押し目買いを検討しても良さそうだ。

高値更新をした場合、次に意識すべきレジスタンスは$6357~6465あたりだろうか。(図3参照)

(図3 直近で意識すべきゾーン)

過去と似たようなことは起こっても全く同じことは起こりにくいが参考材料としてみていくことで武器の一つになる。

「戦略は歴史から学べ」という言葉は相場においても非常に重要である。
 

著者 トシムリン
学習プログラム「FX帝王学」で講師を務める。ヘッジファンドトレーダーなどの一部のプロしか辿り着けないトレードの真髄を人数限定で伝授!初心者も安心して学べて、大衆に惑わされず安定的に稼げる本質的トレーダー育成にフォーカスした日本トップレベルのトレード学習コンテンツを目指している。

トレード歴14年の現役為替トレーダー。20歳の頃から一度も就職することなく専業トレーダーとなる。6年間はトレードが上手くいかず一時借金を背負ったが、研究と分析を積み重ねて独自手法を編み出し、7年目からプラス収益となり、そこからは安定的に利益を出し続けている。
元ヘッジファンドトレーダーからトレードを学んでいた経験があり一般投資家が持ちえないマーケットの内部構造を多角的に分析して市場を予測していくことが得意分野。
分析能力と育成能力に定評があり、トレード教育によって多くの常勝トレーダーを輩出している。プロップファームのトレーナーも務めている。
「人生を通してこれからの激動な時代に向けて自分自身で稼げる本質系投資家を多く育成し、日本の投資教育のレベルを底上げすること」をミッションに掲げる。座右の銘は、「習慣は才能を超える」。 


参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/toshimurins-technical-analysis-what-would-be-the-next-move-for-bitcoin 

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