本日の日経平均は8日ぶりの反発。連休明け以降、6日で約1,200円もの下落により売り方の買い戻し需要が高まっていたところに、前日のNY株が米中首脳会談への期待で上昇していたことで買いが先行。戻り売りに押されて21,000円を割り込む場面もありましたが、NYダウ先物・ドル円・上海総合指数が揃って底堅く推移したため、午後は概ね21,100円台でしっかりと推移。11時発表の中国マクロ指標(4月小売売上高、鉱工業生産固定資産投資)は久しぶりにコンセンサスを明確に下回ったものの、ンマーケットへのダメージは限定的に。

東証主力株は高安マチマチ。9984 ソフトバンク、8035 東京エレク、6367 ダイキン、6857 アドバンテスト、4543 テルモなどが指数高を牽引。中小型株は 4563 アンジェス、9450 ファイバーゲート、3906 ALBERT、6027 弁護士ドットコム、7913 図書印刷、3902 メディカルデータビジョン、3679 じげん、4686 ジャストシステム、7198 アルヒ、6871 マイクロニクスなどが商いを伴って急騰。売られすぎ銘柄への資金流入も散見されましたが、基調としては好決算銘柄への局所物色を継続。

日経平均 21,188円 +121、Topix 1,544 +9
225先物(6月限)21,160円、ドル円 109.64円/ドル
NYダウ先物 25,609ドル +39

big (6)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 3674 オークファン
19年9月期経常益を6億円から7.8億円に上方修正。3月中間期の進捗率は81%の高水準に。マイルドに寄り付くなら短期回転狙いで。薄商い片道信用のミューチュアル(2773)は割り切り対象としてケア。

■ 後記 : 日経平均のテクニカルは「21,300円台後半までの上昇」により均衡表の雲上限や先週末終値を超えてくなら、昨日安値20,751円での底打ち色が濃厚となります。よって、今晩のNYを経て当条件を満たしそうな場合には 明朝にも☆★新銘柄にて強気度を一段上げていく予定です。

しかし、2.4%水準で持ち合っている米10年債利回りが未だ下値余地(≒ 債券買い・株式売り余地)を示している事に加えて、連休前後の想定以上の下落によるリスク許容度の低下(ダメージの蓄積)を踏まえれば、21,300円以下では本日同様の脇を締めたスタンスで臨みたいところ。

※ 本日の決算発表ピークアウトにより、明後日以降は物色の正常化が見込まれますので、明日も積極的に“俯瞰”するイメージで!
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では 本日もお疲れさまでした。

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