おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は続伸。前日のリバウンド基調を引き継いで買い優勢で寄り付くと、ウォルマートやシスコシステムズの好決算、コンセンサスを上回った4月住宅着工や週間新規失業保険申請者件数なども追い風に25,957ドル（＋309）まで上昇。引けにかけては10日線を意識した戻り売りに押されたものの、5日線を明確に上抜け、5/13安値25,222ドルでの短期底打ち気配を強める格好。昨日の日本市場で売り材料視された「ファーウェイのブラックリスト入り」の悪影響は限定的に。ナスダックもシスコの他、マイクロソフト、アマゾン、ＡＭＤが買われて続伸。

ＮＹダウ　25,862ドル　＋214、ナスダック　7,898　＋75
米10年債 　2.394％　＋0.015、ＮＹ原油　63.07　＋1.05
為替 109.83円/ドル、日経先物　21,230円　＋180

 
□　本日の展望 ： リバウンド基調継続も上値重く
ＮＹ株やドル円の騰勢を好感した買い優勢のスタート後は、手掛かり材料難の中　21,100 〜 21,350円レンジで売り買いが交錯する流れが本線。引き続き、米中要人発言や主要紙報道による乱高下には要注意。

★　本日の戦略 ： 続・軽めの強気度アップ！
未だファンダメンタルズの悪化に対しての抵抗力が弱いままですので、前場のリバウンド局面ではストレス玉の大胆な縮小による余力拡充を優先。

その上で、一昨日の米10年債利回り2.4％割れ（に伴うドル円の下値余地の乏しさ）に続く、昨日のＮＹ株のテクニカル良化を念頭に、「★ 日経レバから個別株への派生」とした昨日からの軽めの強気度アップ戦略を継続していってください。

★☆Ｓラボ銘柄は昨夕の戦略を踏襲。

★ 1570　日経レバ ： 突っ込み買い余力を残しつつ、17,000円台は悩んだら小口買い増し、〜（略）〜では3−5割の利確へ。

☆ 昨日からの新スポット銘柄 ： 昨日の仕込み完了後、本日も押しは強気、マイルドな上昇局面も小口買い増しで臨みながら、買値から＋４〜６％水準では一部利確を計っていってください。

※　本日からの実質的な決算シーズン明けの物色動向、10日線に上値抵抗を示した日経先物の経過を確認したいため、「★☆新銘柄のご提案は週明け」とします。ご了承ください。

【ウォッチ銘柄】
△　6857　ソニー　
マイクロソフトとクラウドゲーム分野で提携する方針との報道。

△　2317　システナ
大手業界紙の買い煽りによる目先高狙いで注目。中長期狙いにも対応できる業績動向ですが、短期的に吹くようなら空売りも視野に。

△　3825　リミックスポイント
ビットコインは先週金曜の66万円台から、今週は一時90万円台まで急伸。米国による対中制裁関税の強化やファーウェイ叩きを受けたアジア系リスクマネーの資金流入も想定されます。〜（略）〜で注目。

　　（今朝の会員サークルより　>>Ｓラボ参加案内）