2019年5月13日週も引き続き米中貿易摩擦でリスクオフ!来週も同じような展開か?
最終更新日: 2019-5-19
この記事の目次
ドル円相場は110円台に回復した…けど?
今週のドル円相場は、「なかなかエントリーできなかった」という方が多いかもしれませんね。
先週から再燃し始めた米中貿易摩擦によって、窓開けから大きく円高ドル安に動いてスタートしました。
あれ?先週も窓開けから円高に動いていましたね。
先週は閉じることなく週末を迎えましたが、今週は17日(金)に110円台へ突入して週末になりましたね。
基本的には米中貿易摩擦の懸念は続いていますが、15日(水)にトランプ大統領が「輸入自動車関税の引き上げを最大6ヶ月延期する」と発表したことによって一応の下げ止まりを見せました。
米中関係はこれまでは二転三転してきていますから、まだ予断を許しませんね。では、細かく今週のドル円相場を振り返ってみましょう!
米中貿易摩擦は長期化せず?懸念は少し後退
13日(月)は、中国が「6月1日から米製品の一部の関税を引き上げる」と発表すると大きく円高に動きましたね。
「あぁ…このまま昨年の夏のように関税の殴り合いが始まってしまうのか」と悲観したトレーダーも多いと思います。
しかし14日(火)には、トランプ大統領が「中国との協議が成功すると感じている」と楽観的なコメントをして相場は戻った形になりました(´×ω×`)
まさに谷のようなチャートになってますね。「両方でストップにかかった」というトレーダーさんもいそうです。
その後は材料不十分で値動きが少なくなりそうでしたが、前述したアメリカの自動車関税延期や17日に発表された米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が好調だったこともあり、110円台に戻って週末を迎えました。
先週よりはリスクオフが確実に軽減された
トランプ大統領の楽観コメントが大きかったですね。
もう彼の人柄は、全世界の人が理解していますから…リスクオフは先週より確実に後退したと言えるでしょう。
トランプ大統領の発言がわかりやすい理由↓
後退したといっても解決までは、まだまだ時間がかかります。しかし、6ヵ月の延期で一応の目安は立ちましたね。
次々とプラス材料が出れば先週・今週と下げた分は案外早く戻るかもしれませんが、ここからが見所って感じですね( ・`ω・´)キリッ
来週はFOMC議事要旨に注目!利下げはあるの?
さて来週は、22日(水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨の発表があります。
4月30日-5月1日開催分の議事要旨ですが、前回開催時はインフレ鈍化によりドル売り要因となりました。
米中貿易摩擦が再燃してからは目立たなくなりましたが、その前のトランプ大統領はFRB(連邦準備制度理事会)に対して「利下げしろ!」と批判を繰り返していましたね。
実際利下げに踏み切るまでの影響はないにしろ、ハト派寄りな内容であれば為替にも影響が出ます。
追加利上げに関しても今のところは可能性が低いので、トランプ大統領に忖度しない限りは現状維持なスタンスだと思われます。
ドル円相場は、材料がない限りは110円付近で行ったり来たりかすぐに109円台に戻る可能性もあります。じっくりと相場を見極めて、エントリーチャンスを見逃さないようにしましょう!
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