【勘流雑感】
先週末の米株は、米中通商協議の行き詰まりリスクを警戒して約100ドル下落。ファーウェイ問題も足枷となったナスダックは1%強の下落となった。米中協議に関しては来月下旬の大阪でのG20まで再開の目途が立たないとの見方もあるだけに油断は禁物だか、米国サイドのファーウェイ締め出しを含む追加制裁、中国サイドの知財窃盗を当然の権利とする逆切れ報復により、両者が一通り大駒を打ってきた格好ゆえ 市場心理は目先の多少の弱材料には耐えうる状況となっている。

さすれば、妄想含みの報道、北朝鮮やイランの暴走、英国やEUの迷走などのイレギュラーによる20,500円近辺までの暴落を頭に置きながらも、基本戦術としては押さば買いの強気スタイルに重心を移していくが善かろう。

本日の先物は1−3月期実質GDP次第にはなるが、売り優勢と見込んで21,150円割れがあれば21,000円近辺までを買い下がり、反発時は60−80円幅で大半を利入れにかける。20,950円割れは撤収。個別に関しては策に溺れた太陽誘電の轍を避けるべく、背後関係のしっかりとした材料株主体で攻め入られたい。

【勘流銘柄】
□ 3784 ヴィンクス
5/14 1,195円より 5/16 1,336円 +141 11%高
キャッシュレス関連全般に徐々に見直し買いムードが高まってきた。無論、決算後の資金流入が続いているヴィンクスにとって追い風。チャート上は1,400円が節目として意識されるが、年初からの低迷により信用買い残の整理は進展しているゆえ、1,●00円辺りまでの上振れを頭の片隅に置きながら回していくが上策。

□ 5/16からの4000番台
ヴィンクスの好発進を利用すべく、ギャンブル度高めの銘柄に参陣。即日7%高を果たした。、、、、、、、、、、、、、、、の存在や一般投資家受けの良い切り口を多数抱えている状況を鑑みれば まだまだ上値は期待できそうだ。本日も押さば1,●40円までを買い向かい、噴かば部分利入れに処す。

□ 新たなる勘流短期指向
ヴィンクスと4000番台にて足元の好需給への便乗を図る一方、ここでは底打ち反転のダイナミックな相場を狙う。先週の決算は失望売りを誘ったが内容はすこぶる良好。先週後半の連敗は明らかに提灯の投げによる行き過ぎた下げ。目先は15%高水準が目標となるが、新興全体のムードに明るさが戻れば25%高水準までなら造作もなかろう。

何かしら参考になっておれば是非に
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大切なのは時勢の見極め、情報網の育成、戦術の組み立て。