年2回のクオカード優待あり!川西倉庫(9322)の立会外分売予想

2019年5月27日(月)~2019年5月31日(金)に立会外分売実施が予定されている、川西倉庫(9322)の分売詳細情報です。

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川西倉庫の立会外分売詳細

銘柄名川西倉庫(9322)【東証一部】
業種倉庫・運輸関連業
企業詳細業界中堅上位。普通倉庫、冷蔵倉庫兼営。自社のネットワーク、IT強化で総合物流企業志向。国内コーヒー豆増勢が想定超、会社営業益まで増額。
発表日2019年5月20日(月)
分売予定日2019年5月27日(月)~2019年5月31日(金)
分売実施日2019年5月27日(月)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分信用
分売枚数1,000枚(100,000株)
発行株式数比率約1.2%
分売総額1.19億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,056円
割引率2.94%
分売目的株主による売却

川西倉庫の株式データと推移

発表日終値1,187円
発表日出来高15枚
分売前日終値1,088円
分売前日出来高110枚
予想PER19.04倍
実績PBR0.53倍
株主優待3月末・9月末
100株以上…クオ・カード1,000円分 
予想配当利回り1.04%

川西倉庫の業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)23,75023,43622,343
営業利益(百万円)695690586
当期利益(百万円)460328487
ROA(%)1.081.72
ROE(%)1.983.00
自己資本比率(%)51.758.1

川西倉庫の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2016年3月以来の実施。
前回(分売枚数:2,550枚、割引率:4.00%)の結果は、始値+0.1%・終値+0.2%となっています。

分売目的

開示には一定の売却意向と記載されており、上位株主による売却案件と思われます。

流動性

現在の板は50枚以上、発表前の出来高平均は20枚程度と流動性は低い。

株価・ボラティリティ

株価は長期で下落トレンドになっており、分売発表翌日には年初来安値を記録しています。

PER19.04倍・PBR0.53倍の株価は、同業他社と比較してやや割高。

板が薄いため、出来高が増えると値が軽くなっています。

配当金・株主優待

年間配当は1株12円で利回りは1.04%。

株主優待は3月もしくは9月末に100株以上保有で、クオカード1,000円分がもらえる。
トータル利回りは2.78%。

業績

今期業績は売上+1.3%・利益+0.7%と、ほぼ横ばいながら増収増益となる見込み。
これで5期連続の増益となります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数は1000枚と少なく、発行株式から見ても小型の案件となります。
前回は4%のディスカウントがあったものの、渋い結果で終えています。

元々の流動性の低さに加えて、発表以降も出来高があまり増えておらず、このまま実施をむかえると厳しい展開が予想されます。

特に買い材料があるわけでもなく、当日の買い需要増加には期待しづらい。

流動性が改善されて、かつ前回同様の好ディスカウントにならない限りは、無理せず見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

発表以降やや売り込まれて、分売前日は年初来安値で引けています。
割引率をあわせると、昨年末以来の株価水準であることはプラス要因。

ただ板はスカスカで出来高も物足りず、全て捌ききれるか不安な状況
不安定な地合いが続いており、分売価格を割って始まる可能性も十分あるでしょう。

1,000円台前半では多少の買い需要が出るかもしれませんが、地合いが悪いので今回は無理せず見送ることにします。

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