数ある株式投資手法の一つに「デイトレード」というものがあります。
一つの銘柄の「買い→売り」もしくは「売り→買い」を日をまたがずに行うのがデイトレードの特徴です。

■デイトレードは普通の株式投資とは異なります

普通の株式投資では「その株を発行している会社の価値」を見ます。
そこから、株価がどのように変動するかを予想するわけですね。
言わば「価値」に投資をしているということ。

一方、デイトレードの場合「会社の価値」は見ません。
デイトレードで重要なのは「株価」だけだからです。
そのため、ほぼテクニカル分析だけで決まります。

このように「普通の株式投資」と「デイトレード」とでは、
フォーカスする部分が全く異なるということを覚えておきましょう。

■デイトレードの判断基準

一般的な株式投資の場合は、「会社の方向性が変わったとき」や「会社の価値が上下したとき」が売り買いをすべきタイミングとなります。

そして、デイトレードの場合は「自分の予想値から外れたとき」がトレードをするべき頃合いであると言えます。

もちろん、デイトレードであろうが一般的な株式投資であろうが「予想値をオーバーしたとき」と「予想値を下回ったとき」の両方がトリガーとなります。

ですが、「損切り」と「利益確定」で成果は180度異なります。
株価がダウンしたのに「またアップするだろう」と考えて、損切りをせずに我慢したり、ナンピン買いを行ったりするのは、デイトレードにおいては間違っています。

■デイトレードの利点

・取引が行われていないときの報道などを気にする必要がない
・投資の結果がすぐに確定する
・株価が全体的にあまり上下していないときでも稼ぐことが可能
・資金を活用しやすい

などの利点がデイトレードにはあります。

冒頭でもお伝えしましたが、デイトレードの場合は、
購入した株は必ずその日に売却して完結します。
ですから、取引が完了してからの報道などが関係してきません。

「報道の影響で次の日の株価が大幅にダウンした状態でスタートする」
という事になる場合は少なくありませんが、その銘柄を所持していない状態でトレードを始めるわけですから関係ありませんよね。
ですが、一般的な株式投資の場合は日をまたいで株式を保持するのが普通ですから、取引時間外の報道が、トレードの損益に露骨を影響を与えることになります。

また、1日に何度もトレードを行うので結果がスムーズに現れますし、
全体的に見て株価があまり上下していないようなときでも稼ぐことができます(本当に一切値動きがないなどという事はあり得ないからです)。
それから、いわゆる「塩漬け株」を持ってしまうこともありません。

■資金を活用しやすいという利点もある

繰り返しになりますが、デイトレーダーは1日に何回も売買を行います。
変動している銘柄を購入する、早めに買っておいた株を売却する……などなど。

株Aを購入して売却して、それで得た資金で株Bを購入して売却して、C~D~……というう流れで、ひとかたまりの資金から何回もトレードを行うことが可能です。

■デイトレードの欠点は?

「報道の悪影響を受けない」という利点があるのは確かですが、
もちろん「良い影響」も受けることができません。
一般的な株式投資であれば、自分が持ち越している銘柄の株価をアップさせるような報道があれば、翌日以降に利益を出せる可能性が高いですよね。

それから、かなりのハイペースでトレードをすることになるので売買手数料も積み重なってしまいます。

そうなると
「基本的にはデイトレードをして、大きく値上がりしそうな銘柄だけでは翌日以降に持ち越せばいいのでは?」
と感じるかもしれません。

しかし、もちろん必ず株価がアップするとは言いきれないわけですし、
「翌日以降に値上がりするかどうかの判断」に時間と労力を割くことにもなります。
また「○円以上値上がりしそうな銘柄は持ち越す」などを決めるのも大変です。

ですから、デイトレードをするのであれば、
半端なことはしないことを推奨します。

■時間的なゆとりがなくなる

デイトレーダーは取引時間中は基本的にずっとPCのモニターの前に張り付いて、板情報の変動やチャートを確認し続けなければなりません。そうしないとトレードのチャンスを掴めなくなります。また、瞬時の判断が必要とされる「損切り」や「利益確定」のタイミングも逃すことになります。

ただ、例えば「1日60分のみトレードする」などでも、デイトレードの範囲に入ります。
そのため、会社員などで自由な時間がなかなか取れない方でも、デイトレードを行うことができます。
ちなみに、1日60分のデイトレードで軽く10万円の利益を出す超上級者も存在しています。
証券取引所の休業日も考慮すると、1カ月で20日くらいデイトレードをすることができます。そのため、1日10万円以上稼げる能力がある人であれば、月収は200万円をオーバーしますね。

■デイトレードにおける銘柄の選択方法

デイトレードでは、ファンダメンタルズ分析はほとんど行いません。
先述のとおり「会社の成績」がほぼ関係ないからです。

デイトレードを行うのであれば、
「取引量そのものがたくさんあって、『一日』という期間でも株価が変動しやすい銘柄」
を探すべきです。
逆に「取引量は問題なくても、株価が変動しにくい銘柄」や「株価が変動しやすくても、取引量がイマイチの銘柄」は、デイトレードとの相性が悪いです。

具体的に言うと「1日に最低でも3パーセントは変動する銘柄」というのが基準となります。
ただ、株価が上昇トレンドに入っている銘柄をチョイスするというのは、ビギナーにはそれほど簡単なことではありません。
ですから、ストップ安銘柄、ストップ高銘柄、値下がり率、値上がり率をまずはチェックするように心がけてください。

「マーケットで注目される銘柄」の一つに、
「直近の終値から、ローソク足が大幅に間を開けている株」があります。
こういった銘柄は株価の変動が激しくなりやすいので、トレードも盛んになるケースが多いです。

■デイトレードをするために必要なものは?

「リアルタイムでトレードが行える環境」が不可欠です。
特にデイトレード一本で生活したいのであれば、PCを数台用意して、いくつもの画面をチェックしながら、デイトレードをしていくことになるでしょう。

ただ、「とりあえずデイトレードをやってみたい」というレベルなのであれば、
スマートフォン一台でも行えます。高性能なアプリケーションが多いので十分成立します。

あとは、どのようにデイトレードをするにしても、

・「トレードしたい」と感じた瞬間に注文できる環境
・チャートをリアルタイムで確認できる環境

などを整えましょう。

■まとめ

デイトレードの最大の魅力は「普段の生活を大事にできる」ことだと感じます。
株式を翌日以降に持ち越さないので、ストレス過多になることもないでしょう。
だからこそ、長期的に取り組むことができるのです。
手数料がかさむのは確かですが、手数料が低かったり定額システムだったりする証券企業を利用すればそれなりに負担が緩和されます。
また、デイトレードで安定して利益を出している人のほとんどは、「こういうようにすれば稼げる」というパターンを確立しています。そのパターンが使えるシーンになったら、実行すればどんどん儲けることができるというわけですね。
みなさんもデイトレードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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