一部昇格間近!ニーズウェル(3992)の立会外分売予想

2019年5月31日(金)~2019年6月6日(木)に立会外分売実施が予定されている、ニーズウェル(3992)の分売詳細情報です。

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ニーズウェルの立会外分売詳細

銘柄名ニーズウェル(3992)【東証二部】
業種情報・通信
企業詳細金融システム開発に強み。ソリューション事業強化。エンドユーザーと直接取引は売上高の5割。ソリューション人員増など前半中心に先行費重いが営業増益。
発表日2019年5月14日(火)
分売予定日2019年5月31日(金)~2019年6月6日(木)
分売実施日2019年5月31日(金)
売買単位100株
申込上限200株
信用区分貸借
分売枚数3,805枚(380,500株)
発行株式数比率約4.5%
分売総額2.41億円(分売発表日終値ベース)
分売価格547円
割引率1.97%
分売目的市場変更における形式要件の充足

ニーズウェルの株式データと推移

発表日終値634円
発表日出来高492枚
分売前日終値558円
分売前日出来高1,990枚
予想PER14.29倍
実績PBR2.74倍
株主優待なし
予想配当利回り2.30%

ニーズウェルの業績データ

2019年9月(予想)2018年9月2017年9月
売上高(百万円)5,7005,1405,063
営業利益(百万円)518476443
当期利益(百万円)346325287
ROA(%)12.6614.00
ROE(%)20.1824.78
自己資本比率(%)64.061.4

ニーズウェルの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年5月以来の実施。
前回(分売枚数:2,100枚、割引率:2.00%)の結果は、始値+0.1%・終値+0.0%となっています。

分売目的

一部市場変更申請を行っているとあり、申込上限を少なく設けていることから、株主数要件を充足するための実施と思われます。
※昨年9月時点の株主数は1,791名。

流動性

現在の板は250枚以上、発表後の出来高平均は400枚程度と流動性はまずまずある。

株価・ボラティリティ

株価は3月に400円台まで沈みましたが、その直後にサプライズ決算発表があり700円台前半まで急騰。
その後はおおむね600円から700円の間で推移しています。

PER14.29倍・PBR2.74倍の株価は、同業他社と比較してやや割高。

出来高のわりに板が薄いため、やや値動きが激しめ。

配当金・株主優待

年間配当は1株13.5円で利回りは2.30%。

株主優待は創設されておりません。

業績

今期業績は売上+10.9%・利益+8.8%と、小幅ながら5期連続の増収増益となる見込み。
2Q時点の利益進ちょく率は52%と順調。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数はまずまずとあり、発行株式5%近くと重めの案件となります。
前回は非貸借銘柄で市況も悪かったことから、ほぼ利益の出ない分売となりました。

貸借銘柄だけに空売りに期待したいところですが、現時点であまり入っておらず株不足になっておりません。
直近の出来高も細ってきているので、やや需給面に不安が残ります。

まだ期間があるので流動性改善に期待したいですが、地合いも良くなく前回同様の結果になる可能性もありそう。
ただ市況のわりには下値は固く、分割によって買いやすい金額になっているので損失リスクは限定的か。

もう少し出来高がないとリターンが狙えそうにないので、地合い回復とあわせて様子見とします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

本日は大きく売られて発表日株価から12%安で引けています。
割引率は2%以下と渋く、本日の安値と同値で値ごろ感はありません。

実施が近づくにつれて空売りが入り、現在株不足になっています。
ただ分売数量と比較するとそこまで多いとは言えません。

買いが入りやすい価格だけに一定の買い需要は見込めそうですが、昨今の短期参加者の多さからあまり利益は期待できなさそう。
明日の地合いによっては分売価格付近ではじまる可能性もあります。

リスクは低いので参加で問題なさそうですが、なるべく手数料の安い証券会社で参戦するのが良さそうです。
私も手数料の高い一部の会社を除いて参加する予定です。

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