前場の日経平均は続落。NY引け後にトランプ大統領が移民問題に絡めてメキシコ製品の関税引き上げを示唆した事で、NYダウ先物やドル円とともに軟化。節目の50を下回った中国5月製造業PMIも重しに20,672円(−270)まで下値を削ると、前引けにかけては20,700円台後半で底堅く推移。

東証主力株は NY原油急落を嫌気して 5020 JX、1605 帝石、6366 千代健などエネルギー関連が売られた他、メキシコ関税問題により自動車関連も総じて軟調。中小型株は 4591 リボミック、6628 オンキョー、7775 大研医器、3937 UBICOMなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い戻しが下支え
寄りからの売り一巡後に下げ渋っているドル円なりの底堅い推移が本線。想定レンジは20,700円台前半から20,900円円台前半。

売り方の買い戻し以外の積極的な買い手は見当たらないため、更なる外部環境悪化に際しては売り直される展開に要注意。

■ 午後の戦略 : 続・下振れと需給陽転の両備え!
米10年債利回りの下方オーバーシュートが示す「短期的な下値の見えにくさ」と巻き戻し局面での「相応のリバウンド」を視野に入れて従来戦略を踏襲。具体的には、ストレス玉の縮小を中心に一定に余力確保を優先しながら、好トレンド銘柄に関しては押し目買い、隙あらば買い乗せスタンスで臨んでください。

★ 1570 日経レバ : 17,000円付近での小口買い増し後、引けにかけては機械的に一部売却を計ることで週明けの一段安を買い向かえる体勢作りへ。

☆ 4384 ラスクル
5/27 4,060円 → 5/31 4,715円 +655 16.1%上昇
会員サークルでは先週月曜5/20から5/23までの4日で28%高を達成したそーせい(4565)の後継銘柄として、今週月曜4,060円から参戦。直近3日は日経平均は500円弱下落する中で騰勢を維持し、本日は4,700円超えを達成!

big (1)

こちらでは実質唯一の☆公開済みスポット銘柄でしたので、4,200円台で拾っていただいた方も多いのでは?4,300円でエントリー → 4,600円で利確でも短期7%前後のリターン。買えてた方は良かったですね。

「不安定な地合い & 物色の二極化」において好トレンド銘柄を売って出遅れ銘柄に乗り換えるのは得策ではありませんので、利確をこなしながらも一定数は楽しみに・・・!

※ Sラボ☆スポット3銘柄は、前場の日経急落においても全て前日比プラス圏で推移中。

では 午後もよろしくお願いします。