本日の日経平均は4日続落。先週末のNY市場におけるトランプ大統領の通商外交への警戒した「債券買い・株式売り」トレンドを引き継いで寄り付き早々に20,305円(−295)まで下落すると、引けにかけても下げ止まり感の乏しいNYダウ先物やドル円が足枷となって 20,300円台後半から20,400円台前半で軟調に推移。日経平均のテクニカルは、直近2度目のギャップダウンにより下値模索色を増す格好。低調な商いから底打ち気配は限定的に。
東証主力株は素材エネルギー、半導体、機械セクターを中心に概ね軟調。個別では9983 ファストリ、6367 ダイキン、8035 東京エレク、9984 ソフトバンクなどが指数安を牽引。中小型株も総じて覇気がなく、3668 コロプラ、3694 オプティム、6721 ウィンテスト、4442 パルテス、7057 NCNなどに局所的に短期資金が流入。
日経平均 20,410円 −190、Topix 1,498 −13
225先物(6月限)20,360円 −180、ドル円 108.20円/ドル
NYダウ先物 24,662ドル −162225先物(6月限)20,360円 −180、ドル円 108.20円/ドル
【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 6267 ゼネラルパッカー
9ヵ月累計経常益の通期進捗率は9割強。通期業績を上方修正したINSPEC(6656)とともに割り切り対象でケア。
△ 6721 ウインテスト国内大手電気機器メーカーよりLCDアレイ検査装置WTS-511シリーズを受注したとの発表を好感。
△ 3694 オプティム
「クラウド関連の特許保有」を材料視した先週半ばからの騰勢を継続。
☆ 4384 ラスクル