【勘流雑感】
昨日の米株は10日に予定されていたトランプ政権による移民問題に業を煮やしたメキシコへの関税制裁が一旦延期されるとの報道を好感して続伸。報道内容の真偽については疑問も残るが、裏を返せば物事の正の側面に反応しやすい相場環境と化しているといえそうだ。「仕掛けで下がった相場は仕掛けで戻す」を地で行く経緯。NYダウは20日ラインが控える25,500ドルを上抜けた事でチャートに厚みが増し、売り派にとって容易には崩せぬ頑強な形状に。米株のベクトルが陽転した以上、日本株も急騰はなくとも急落確率も激減する安定した経過が期待される。7月の参議院選を前に安倍政権の粗探しに必死なマスコミやポンコツ政治家が鼻息を荒くしているが、当たり前の日々に感謝できぬ輩の話をまともに聞く必要はない。

さすれば、本日の個別戦術も材料株主体の強気スタイルを続行。以下に記す分岐点を意識して戦局は広げず、保有銘柄の回転重視で挑まれたい。塩漬け玉はバッサリと。先物に関しては水曜の途転買いから昨日までの利入れによりリバウンド相場初っ端の一番おいしい場面に参加できているゆえ、本日(週末)は遊び範疇の資金枠で即回転を目すまでとするが善かろう。なお、昨日述べたように当面の相場展開としては来週末までには21,000円台を回復し、月末にかけて21,500円を超えるか20,000円から21,000円での低位ボックス相場に移行するかの分岐点を迎えるとの見立てに変わりはない。

【勘流銘柄】

□ 3300 AMBITION
5/15発表の3Q累計経常益は通期予想を超過。今後も4月から本格軌道中のRPAサービスやAIによるデータ分析などの寄与により、業績の上向き傾向は続いていこう。週初1,030円までを買い向かったら、本日も隙あらば買い乗せから検討。

■ 2400番台中期指向
メンバーサロンでは火曜から提唱。今後もダイナミックな経営スタイルの変更により、短期資金のみならず中長期資金の回帰が期される。昨日までの5%高に過熱感はないゆえ、目標成就に向けた押さば粛々と。

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会員制情報サロン GSvs勘助 
企業経営者が短期目標の達成を煽られてスケールの小さい経営に偏ってきているように、投資家全般も売買の容易さ、一見豊富な材料やデータ、予想屋の増加により 本来の資産運用から乖離したスケールの小さい売買に終始する傾向が強まっている。上がれば買う、下がれば売るは今どきの常識ではあるが、プロの高速売買には適わない。他方、お気楽な評論家が主張する経済の方向感を無視した長期投資にも活路はない。

ファンドマネージャーやディーラー連中が何を見ているかを軸としながらも、市場心理がどのように推移していくかを軽視した戦術に未来はない。トランプ氏の登場により癖が強まった相場を自己流投資法で更に難解にしてしまうのではなく、シンプルに急所を狙い撃つスタイルで挑まれたい。

メンバーサロンでは、GS君とともにそれぞれ独自の情報、分析、売り買い戦術を提示している。掲示板スタイルのメリットを生かすべく、自らの思いのたけや戦術もぶつけるも善し。

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