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リョービ:電動カンナML-83Sの使い方|切れ味レビュー

2019年6月9日

角取りにトリマーを持ってなかったのと、面取りにカンナが欲しかったので購入して試しました。

商品にするレベルの超微細な研磨レベルに近い場合は、”手カンナ”および”サンダー”の方が向いています。

が、板がありそのまま5mmほど全体を薄くしたい時や、または3cm薄くしたいとかそんなときはめちゃくちゃ重宝します。

当初は自分のなかでは面出し工具程度で考えていたものですが、切断工具よりへ考え方が移行しました。

その場合、サンダーは例えばグラインダーの面を変更すれば出来るので”面出し”を除いて、これに変わる工具はないでしょう。

また面出しにおいてもDIY程度で商品とかではなく広い面積の場合、サンダーの10倍程度のスピードで作業ができます。

 

言ってるイメージが他と違うので敢えて”大袈裟”にいうと、通常のカンナとはアイディア次第で違う用途でこんな事が出来ます。
木材を全て粉々に可能。

電動工具ならではのスピードで出来ます。
全てを粉々にすることはないでしょうが(笑)、上記述とおりこれはあくまでこうできるというだけで他に変わる工具はありません。

 

こういう長さ:71cmの木板を、側面から20cm近い幅の木板を斜めにカット出来るDIY工具はありません。
(※幅が短かったり、長さが短かったりすると角度調整付き丸ノコなどでカット出来ますがこれは出来ません。)

削るしかありません。

もちろん本来の使い方の仕上げ削りも出来ます。
が、電動カンナのメインはそこそこの大きな削りだと思います。
その場合広い面の仕上げはサンダーとなります。

 

リョービ:電動カンナML-83Sの使い方

基本的にはシンプルな回転工具なのでとかく説明は要らないと思います。

刃出し調整

刃の調整には10段階あります。
0.1mm・0.2mm・0.3mm・0.4mm・0.5mm・0.6mm・0.7mm・0.8mm・0.9mm・1.0mm

これをダイヤルを回して調整します。直感で誰でも出来ます。

 

電動カンナの刃はこんな感じです。
ベルトが回転しながら刃も連動して回転して、対象物を削っていく仕組みです。

 

削りだし方向

通常の手カンナの場合は手前に引くときに削りますが、電動カンナは全て奥に押し出すときに削ります。
左:手カンナ 右:電動カンナ

これにより力の入れ方が全く異なります。
手前に引く方がデリケートな微調整作業がしやすいので手工具は仕上げとして向いています。
一方電動カンナは押出なので特に奥に行くにつれて自分の体も付いていかないと浮いてしまいますので注意が必要です。ただし0.1mm程度の刃出しの場合少々適当でも刃が少ないので失敗は少ないです。

私のような素人の場合、むしろ電動の方が綺麗になる事があります。

 

リョービ:電動カンナML-83Sを使ってみた

横削りするとイメージが付きやすいです。
刃出し”最大の1mm”で3回削るとこんな感じです。3回です。

 

素晴らしい♪
と、共に気を付けないといけない事も分かりますよね。
今回は段差スロープを造りましたが素晴らしいスピードです。

アイディア次第でDIYの幅が広がります♪

 

リョービ:電動カンナML-83S削り動画

イメージの動画ですが、【最小0.1mm~】と【最大1mm】の刃出し調整動画です。

仕上げは”手カンナ”or”サンダー”が通常ですので削りの動画を取りました。
手カンナ”仕上げ”は精度によりますが、完璧は厳しいかもしれませんが是非何事も挑戦してみて下さい。
もちろん適当に削るぶんには誰でも出来ますが。

 

電動カンナでの実際の削り具合の動画です。


ちなみに仕上げよりも削り向きと書いてきましたが、表面は超ツルツルになります。
このままで仕上げとして使用する人もいると思います。
あくまで商品(売る)レベルの場合はの話ですのでご注意を。充分に綺麗になります★

 

 

リョービ:電動カンナML-83S

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こちらで実際にスロープを造ってみました。
部屋の行き来を、重量物を台車に積んで運ぶのに必要なスロープです。

 

木材の高さを合わせる最終調整時なんかは、カットよりも削って微調整するので重宝します★

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